紙の種類 | コート紙 |
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紙の厚さ | 157g |
表面加工 | マットPP |
サイズ | W420×H310×D110mm |
印刷色数 | 1色ベタ印刷 |
ハンドル | ツイストロープ |
オプション | 箔押し(両面同柄) |
ネイビーのベタ印刷、オプションで金箔押しのワンポイントロゴ。
大人っぽい上品さと高級感が目を引くオリジナル紙袋・ショッパーのご紹介です。
■ ベタ印刷について
ベタ印刷とは、紙の表面の広範囲を1色のインクで塗りつぶすことを言います。通常のワンポイント印刷よりもインクの消費量や版のサイズが大きくなるため、価格は高くなります。
用紙のベースカラーを好きな色に変更できるという大きな利点があり、オリジナルショッパーとして人気の印刷となっております。
ベタ印刷は、コート紙や晒クラフト紙といった白い用紙への印刷に向いています。
今回ご紹介しているオリジナルショッパーは、濃色ネイビーでベタ印刷をされています。
ベタ印刷は、その印刷色によって紙袋全体の印象を魔法のように全く変えることができます。
ネイビーであればロイヤルな高級感漂う雰囲気に、黒であればクールでスタイリッシュに、ボルドーであれば大人っぽいイメージに、薄いピンク色であればかわいらしく可憐な雰囲気に。ベタ色に加え、ロゴの色やデザインによっても印象の変化は無限にあります。
ベタ印刷のコツは、混色ではなく1色指定であることです。
フルカラー印刷(CMYK)の場合は4色の混色となるため、広範囲への印刷では色ムラが発生しやすくなってしまうリスクがあります。もちろん製作は可能ですが、k あならずしも高クオリティになるとは保証ができないという難点があります。
その点、1色のみを使った印刷であれば、混色がないため色ムラがなく綺麗なベタ印刷が可能です。
1色のベタ印刷をする際のポイントとして、特色を使うことです。CMYKで色を表現する場合、黒であればCMYKのうちKのみ1色で表せますが、赤や緑を表現する場合にはY+M、C+Y等の混色が必要になります。
そこで活躍するのがDIC、PANTONEといった「特色」です。特色は、複数の版による混色ではなく、あらかじめインクを調合してその色を作り、1色として印刷をするため、印刷ムラができにくく綺麗なベタ印刷が可能です。
さらに、プロセスカラーでは多色になるところが1色で済むため、コストの面でも優秀です。
以上の理由から、黒以外の色でベタ印刷をする場合は特色の色番号でご指定いただくことをおすすめいたします。
ベタ印刷で多い例が「黒地に白のロゴ印刷」ですが、この場合の白は紙の色を利用し、黒1色のベタ印刷に抜きの部分を作ることでロゴを表現します。
そのため、白は印刷色数に含まれません。コート紙や晒クラフト紙など、紙のベースが白の場合は、白をPANTONEやDICなどの特色カラーで指定する必要はないのです。
(抜きの部分の色は紙の色が出るため、未晒クラフト紙に白抜きでロゴ印刷をすると、その部分は紙の薄茶色になります)
ベタ印刷は基本的に紙袋の表面(正面・裏正面・左右マチ・底面・口折部分)のみであり、内側は紙本来の色のままです。そのため、内側も同じ色のベタ塗りにしたい場合にはオプションの「内面+底板印刷」が必要となります。
高級感・統一感を出す場合には「内面+底板印刷」がおすすめです。通常、ベタ印刷は紙の表面を印刷するだけなので、紙袋の内面と底ボールは白色のままです。そこで内面にも同じ色のベタ印刷を施すことで一気にグレードアップします。
ベタ印刷は紙の質感によっても雰囲気が変わります。
コート紙グロスPP加工+ベタ印刷であればインクの色にツヤツヤとした光沢感が出て明るいイメージに、コート紙マットPP加工+ベタ印刷であればツヤ消し効果でふんわりと上品なイメージになりやすいです。
クラフト紙へのベタ印刷であれば、紙の質感がのこったままになるためナチュラル感や和風っぽい雰囲気を出すことが可能です。
■ 箔押しロゴで高級感アップ
ロゴは、抜きや印刷ではなく箔押しで印字されています。
箔押しとは、メタリックな光沢のある箔をロゴの形に押す加工で、ホットスタンプとも呼ばれます。
ロゴを箔押しにすることで、通常の印刷とは違った雰囲気、高級感が出るため人気です。他とは違ったオリジナルショッパーや、ワンランク上のオリジナル紙袋を目指す方はぜひ箔押しに挑戦してみてください!
箔の色はゴールドの他、シルバーやブラックも扱っております。また、赤や青、緑などの特殊な色の箔も対応可能ですので、ご希望のカラーがある場合にはお見積もりの際にお申し付けください。
ツヤ有りと無しもお選びいただけます。
おしゃれなショッパーを目指そう!オプション追加でワンランク上のオリジナル紙袋製作
■ ハンドル(紐)について
金色のハンドルで、箔押しとの相性や統一感も抜群で、紙袋の高級感や完成度がぐっと上がっています。
2本の糸の束を捻ったような形状の特徴的なハンドル(紐)はツイストロープという紐です。「ツイストコード」とも呼ばれています。
繊維の束を螺旋状に編んであり、複雑な編み方をしているアクリルスピンドルやパイレンなどの通常の丸紐とは雰囲気が異なります。
特徴的な面としては光沢があるところで、アクリルスピンドルでは再現不可な「ゴールド」「シルバー」「パール」等の色味が表現できるのが強みです。ブライダル系やハイブランド、高級品を取り扱うショップ等のオリジナル紙袋・オリジナルショッパーに多く使われています。
紐としてのコストはお高めですが、高級感のある雰囲気を出したいときにはおすすめです。特別なギフトラッピングや、ブライダル系のオリジナル紙袋を製作する際によく使用されています。
ハンドル(紐)の種類と特徴については下記で詳しく説明しています。
⇒オリジナル紙袋のハンドルにはどんな種類があるの?特徴は?詳しく解説!