■ 転写印刷とは?
エコバッグ・トートバッグへフルカラー印刷をするときに用いられる印刷で、専用のシートに印刷したデザインを加熱・加圧し、バッグ生地に転写する方法です。生地色の影響を受けずにフルカラープリントができるのが強みで、特にワンポイントのオリジナルフルカラープリントに向いています。シートのカットラインによっては印刷デザインにフチが付くことがあります。
印刷面は生地の質感がバッグ本体とは異なり、貼り付けたようなツルッとした質感になります。色彩が非常に鮮やかで、生地に直接印刷するときのようにボンヤリとした仕上がりではなく、くっきりとした印刷表現になるのも特徴です。
- 保冷バッグA キャンバス ナチュラル
W240×H240×D150mm(小)
転写印刷 片面 - 折りたたみ型S タイベック ホワイト
W230×H270×D70mm
低温熱転写 片面1色 - 船底型S コットン
W330×H240×D100mm
熱転写 片面フルカラー - 平袋型F コットン
W300×H370mm
熱転写 - 船底型H コットン ナチュラル
W360×H370×D110mm
熱転写 片面
熱転写印刷とは?
平たく言えば、布素材へのフルカラー印刷が可能な方法です。専用のフィルムにデザインと接着剤を印刷し、熱を加えて生地に圧着し転写する印刷方法です。熱を加えて転写することから、熱転写と呼ばれます。 シルク印刷のように、インクが生地に染み込まず表面に印刷面が乗るような形で印刷されるため、素材の色の影響を受けずに印刷色の発色が可能です。 コットンやポリエステル、不織布など様々な布製品にフルカラー印刷が可能です。小ロットでも比較的安く製作が可能ですが、版が必要ないため大ロットになってもコストが安くなりにくい方法となっております。 コットンや不織布へのワンポイント印刷に人気で、コットンバッグへのフルカラー印刷、不織布バッグへのフルカラー印刷に使用されます。トートバッグの他、オリジナル保冷バッグやポーチなど様々なオリジナルエコバッグへのフルカラー印刷が出来ます。
シルク印刷が単色表現のスペシャリストなのに対して、熱転写印刷はフルカラー、グラデーション、写真画像等の印刷が可能となります。直接生地へ印刷するのではなく、薄いフィルムへの印刷になるためCMYKフルカラーでの印刷やグラデーション表現が可能となるのです。転写印刷でオリジナルエコバッグ・トートバッグを華やかに彩ってみませんか? 熱転写印刷は小ロットの既製品印刷でも可能ですが、印刷範囲・コストどちらを取っても海外生産でのオリジナル製作がお得です。 最小ロット500枚から転写印刷のオリジナルエコバッグ製作が可能!海外生産のため、納期は約60〜65日程度(お急ぎ便で40〜45日程度)となっております。
熱転写印刷のメリット
〈様々な印刷方法の欠点を補える〉 シルク印刷は生地色の影響を受けずに印刷は出来るけれどフルカラー印刷は出来ません。昇華転写印刷はフルカラー印刷は出来るけれどポリエステル以外の生地への印刷や、濃色生地への印刷ができません。そんなシルク印刷と昇華転写印刷のデメリットを補うような特性をもっているのが熱転写印刷です。 昇華転写印刷のように全面への印刷はできませんが、生地色への影響を受けずにフルカラー印刷が可能であるのが強みです。CMYKの掛け合わせによるフルカラー印刷なので、色表現は無限大です。 ※CMYKの4色インクを掛け合わせて印刷することから、金や銀、蛍光色といった特殊カラーは再現できません。
熱転写印刷のデメリット
〈細かいデザインは剥がれてしまう可能性がある〉 ワッペンのようにしっかりと印刷サイズの確保されたデザインは問題ありませんが、印刷範囲が小さい場合や細かなデザインを印刷する場合には注意が必要です。細かなデザインは転写シートを細かくカットする必要があり、シートが小さい、細い場合には少しの刺激で剥がれてしまう危険があるためです。 そのため、熱転写で細かなデザインを印刷する場合にはシートをデザインギリギリでカットするのではなく、太く縁取りをすることで剥がれる可能性を防ぎます。デザインに縁をつけて印刷する場合、シートの色によって雰囲気は変わります。