■ フレキソ印刷紙袋とは?
ロール状の大きな紙を丸々1本使用し、機械で自動製袋をすることで格安コストでご提供可能な紙袋です。紙袋の印刷は、オフセット印刷とフレキソ印刷の二種類があります。 通常のオリジナル紙袋は、高品質で細かな印刷再現、小ロット印刷が可能なオフセット印刷が使われています。 フレキソとは凸版印刷のことで、繊細な印刷には不向きでロットも必要になる一方、多くのメリットがあります。
大ロットでとにかく紙袋製作コストを抑えたい方、激安手提げ袋を作りたい方にはおすすめです。いくつかの条件にご納得頂ければ、なんと1枚単価を10円台にまで抑えることが可能となります。
【詳しくはフレキソ印刷紙袋詳細ページへ】
- 晒クラフト紙 無し
W260×H280×D160mm
紙平紐 - 未晒クラフト紙 無し
W220×H270×D130mm
紙平紐 - 未晒クラフト紙 無し
W200×H270×D120mm
紙単丸紐 - 未晒クラフト紙 ニス引き
W260×H280×D160mm
紙平紐
とにかく激安希望の方へ!フレキソ印刷自動製袋紙袋の特徴やメリット
フレキソ印刷の特徴そして最も大きな強みといえば、激安・格安の単価でオリジナル紙袋生産が可能という点です。 その秘訣は、巻き取り紙1ロール単位で発注すること!1ロールを使い切ることにより、格安単価でオリジナル紙袋の製造や印刷ができるのです。発注はロール単位になり、増えれば増えるほど単価は安くお得になります。 その特徴から、チェーン店のショッパーなど一度に大量にご発注いただくことが多い製品です。
フレキソ印刷紙袋の材質は種類が限定されています。 晒クラフト紙、未晒クラフト紙、片艶晒クラフト紙です。 通常のオリジナル印刷とは違って、コート紙へ印刷することはできませんのでご注意ください。
フレキソ印刷紙袋は巻き取り紙1ロール単位でのオーダーとなるため、小さいサイズの紙袋で約1万5千枚程度、大きいサイズの紙袋で5~6千枚程度が最低ロットです。また出来高数納品となるため、発注希望枚数を下回る場合がありますのであらかじめご了承下さい。(減産分は返金対応致します!) 基本的にお客様からご希望いただいたサイズでお見積もりをさせていただきますが、機械や紙の取り都合により製造可能なサイズに調整させていただく場合がありますのでご了承ください。 通常のオリジナル製作紙袋とは違い、開口部の折り返しがなく切りっぱなしで、袋の縁がギザギザにカットされています。底ボールは付いていませんが、オプションで追加(投げ込み)が可能です。耐久性については、一回使い切りの想定です。 大手企業のカフェチェーン店や衣料品店でよく見かけるショッパーを思い浮かべていただくとわかりやすいかと思います。
フレキソ印刷では印刷色の厳密な調整(色校正)は不可となります。 また細密なデザインの印刷再現、グラデーション等の濃淡表現が苦手で、濃淡はアミ点というごく細かいドットによって表現されます。フルカラー印刷は不可ですが、ベタ印刷はオフセット印刷よりも得意です。 納期は約45日前後、繁忙期は2ヶ月以上かかります。 100~200枚をクラフト紙で梱包した状態で納品致します。(※段ボールでの配送は別途料金が発生致します)
【特徴とメリットまとめ】 ・用紙は晒クラフト紙もしくは未晒クラフト紙、片艶晒クラフト紙の3種類 ・基本紙厚は100g薄手タイプ ・持ち手は紙単丸紐と紙平紐の2種類 ・口折が無く切りっぱなしで、袋の縁がギザギザにカットされている ・持ち手の紐は紙袋の内側に貼り付ける(穴を開けない) ・1回使い切りを想定した耐久性 ・ロール単位での発注となるため、最低ロットは約1万枚前後(サイズにより変動) ・条件さえ合えば激安でオリジナル紙袋を作れる ・1色ベタがムラなく綺麗に印刷可能 ・環境に優しい印刷方法
フレキソ印刷自動製袋紙袋ではできないこと
単価が非常に安くなる代わりに、通常のオリジナル紙袋製作では出来てフレキソ印刷紙袋には出来ないこともいくつかあります。 まず、数量の指定についてです。通常のフルオーダーオリジナル紙袋は最小ロット500枚からご発注が可能ですが、フレキソ印刷の場合は巻き取り紙1ロール単位での発注となるため、通常サイズ程度の紙袋で約1万枚程度のロットが必要となります。 また最終的な納品数は出来高によるため「必ず〇〇枚ぴったりに生産してほしい」というご希望は叶えるのが難しくなってしまいます。お見積もりは理論上可能な数量でお見積もりさせていただきますが、稀に10%程度減産が発生することもあります。そういった場合には減産分の金額を返金させていただきます。
次に、用紙についてです。前項で説明させていただいたように、フレキソ印刷の場合は晒クラフト紙、未晒クラフト紙、片艶晒クラフト紙の3種類の用紙のみ使用可能です。コート紙は対応しておりません。 紙の厚みについても、フルオーダーは標準120gが最低の厚みですが、フレキソ印刷では100gという薄手の紙が基本の厚みです。120gも対応可能ですがお見積もり価格はアップしますので、紙厚の指定をご希望される場合にはお見積もりの際にお申し付けください。
次に、印刷についてです。 フレキソ印刷は通常のオフセット印刷とは異なり、大量印刷向けの特別な印刷機を使用します。印刷機の特徴として、フルカラー印刷(混色表現)が出来ないという点やグラデーション表現ができない点があります。 濃淡表現は一応可能ですが、例えば黒の透明度を下げてグレーを表現する場合、黒の網点(細かいドット)によって濃淡が表現されてしまいます。漫画でいうトーン表現のようなものです。黒を薄めた部分はグレーではなく、黒の網点で表現されるのです。 そのため、グレーを網点ではなくグレーそのものの色で印刷をする場合には特色(DICまたはPANTONE)で設定する必要があります。 フルカラーや混色表現はできませんが、1色ベタ印刷がムラなく綺麗に印刷できるところは強みです。 校正サンプル作成や色校正は不可となりますのでご了承ください。特色の色味にこだわりがある場合は、お手元にある参考にした特色カラーのチップをご送付ください。できる限りチップに近づけた色に調整させていただきます。
その他、耐久性は1回使い切り程度を想定していることや、国内生産でも納期が通常約2ヶ月程度かかる点もご注意ください。 底ボールは基本的に無しですが、オプションとして投げ込みにより追加が可能です。
このような条件をクリアすることで、激安紙袋の生産が可能となります。 メリットとデメリットを十分ご理解いただいた上で、ぜひ激安オリジナル紙袋製作についてご検討ください。
【できないこと・デメリットまとめ】 ・小ロットの作成、納品数量の指定 ・コート紙の使用は不可 ・底ボールは基本付いていない(オプションにより投げ込み可能) ・フルカラー印刷は不可で、繊細な印刷やグラデーション表現が苦手 ・濃淡表現は可能だが、ドット(網点)表現になる ・校正サンプルや色校正は対応していない ・1回使い切りを想定した耐久性 ・納期は約2ヶ月かかる(時期により変動)
【詳しくはフレキソ印刷紙袋詳細ページへ】