用語集

ア行

インクジェット印刷とは

インクジェット印刷は細かいインクを圧力や熱を加えて直接布に吹き付けて印刷する方法です。
インクジェット方式はバックの生地にそのまま作成したデータをプリントできるので、写真や色数の多いイラストなど、フルカラーに最適な印刷方法です。
インクジェット印刷の特徴

【長所】
  • ・印刷部分がごわつきません。
  • ・版が無いので小ロットから可能です。
  • ・写真・グラデーション・ボカシもフルカラーで印刷できます。
【短所】
  • ・不織布、ポリエステル素材、コットンでも濃色の生地に対応できません。
  • ・ゴールドやシルバー、ラメ等のインクで表現出来ないカラーは印刷できません。
インクジェット印刷の注意点
  • ・ご使用のモニターや環境によって多少イメージされている色合いと変わる場合がございます。
  • ・プリンタの特性上、プリント指定した位置より上下左右に多少ずれることがございます。

オンスとは

商品説明の部分に記載されているオンスとは厚みの基準になります。
主にコットン製のトートバッグの生地厚みの単位として、『オンス(oz)』がよく使用されます。
オンスは元々重量の単位ですが、なぜ生地の厚みにも使用されるかというと、生地の使用面積重量が重くなる=生地の厚みも出る。という考えに基づいているからです。
生地の厚みとして考える場合、1平方ヤード(タテヨコそれぞれ0.914mの面積 = 0.84平方m)の重量が何オンスかで表されます。(1オンスは約28.3gとなります)
よって値が小さいほど生地が薄く、大きいものほど厚みが増していきます。

4オンス~6オンス
小~中サイズ薄手コットンバッグ、巾着などに使用されています。
厚みとしてはTシャツやシーツ等になります。
薄く、かさばらず、安価な為、大量に配る場合などに適しています。

8オンス~11オンス
厚手コットンバッグ等に使用されています。
しっかりとした強度があり、普段使いにも出来るものを作成したい場合に適しています。
12オンス~
キャンバスバッグ、帆布、と呼ばれるバッグによく使用されことが多く、厚手で丈夫な生地です。
強度があるため、たくさんの荷物が入れられるようマチ(丸底、角底)ありタイプに適しています。

オンス目安表
【0.84平方メートルあたりの生地の重さ・1オンス(oz)=約28.3g】

4オンス 約113g
6オンス 約170g
8オンス 約226g
10オンス 約283g
12オンス 約340g
14オンス 約396g
16オンス 約453g
18オンス 約509g

例)Tシャツ生地などで使用されているものが約3~6オンス

カ行

キャンバスバッグとは

キャンバスバックのキャンバスとは、綿糸や亜麻糸などを平織りで織られた厚手の布であり、帆船の帆に使用されていたので、『帆布(はんぷ)』とも呼ばれています。
平織りとは経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に織っている織物組織です。
非常に耐久性があるのでマチを付けた大きめのバックにも適しています。濡れることによって目が詰まり中に浸透しにくいという特徴もあります。

原産地について

無地品
バッグ本体は、中国での生産となります。
※原産国は、予告なしに変更される場合がございます。

印刷品(既製品に印刷)
印刷工程は中国または日本国内で実施致します。使用するバッグは、上記の中国製バッグとなります。

オーダーメイド品
通常、バッグ製作から印刷工程、梱包まで、中国で実施致します。仕様によっては、その他の国での製作となる場合もございます。

コットンバックとは

コットンバッグの素材は、薄手の平織りコットン生地となります。
平織りとは経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に織っている織物組織です。
シーツや枕カバーとしても用いられている生地のため、吸水性があり、肌触りが良く、しっかりとした素材です。自然でナチュラルな風合いも人気の点になります。
また、通気性も良く静電気も発生しにくいことも特徴です。
薄手の生地なのでエコバッグとしてもよく用いられます。

サ行

昇華転写印刷

昇華転写印刷とは、転写紙に特殊な染料でプリントし、バックに転写紙を重ねたうえで熱を加え染み込ませることにより染色します。作成したデータを使用できるのでフルカラー印刷におすすめです。
素材自体と一体化するため、風合いを残しながら、色鮮やかに転写されます。
昇華転写印刷の特徴

【長所】
  • ・プリントの剥がれやひび割れ、色落ちが殆どありません。
  • ・版が無いので小ロットから可能です。
  • ・生地に色が浸透する為プリントの違和感がありません。
  • ・写真・グラデーション・ボカシもフルカラー印刷できます。
【短所】
  • ・ポリエステルの生地のみの対応になります。
  • ・プレス機による定着の為、プレス跡が若干残る場合があります。
昇華転写印刷の注意点
  • ・ご使用のモニターや環境によって多少イメージと色合いが変わる場合がございます。
  • ・プリンタの特性上、プリント指定した位置より上下左右に多少ずれることがございます。

シルクスクリーン印刷とは

一般的によく見られるのはTシャツ等に使用されているもので、トートバック印刷においても一般的な方法になります。
堅牢度(生地へのインク定着度)が非常に高く、仕上がりも良く、特に枚数が多い場合にはコストがお安くなります。
単色印刷から、カラフルなデザインの複数色印刷も可能ですが、枚数が多く、色数が少ないデザインに特におすすめです。

シルクスクリーンの特徴
【長所】
  • ・耐久性があり、色あせにくいです。
  • ・多い枚数の場合コストがお安くなります。
  • ・インクの種類が豊富にありますので、さまざまな表現が可能です。
    (ゴールド、シルバー、ベタ等を使用する場合、特殊な対応が必要となるため、価格が上がる場合がございます。)
【短所】
  • ・プリントする色ごとにそれぞれ製版が必要になりますので、色やプリント箇所が多い場合割高になります。
  • ・1色ごとの印刷となりますので、基本的にグラデーションの印刷はできません。
印刷上の注意点
  • ・1枚の版に1種類のデザインになります。
  • ・色数分の版が必要になります。(2色印刷には2枚、3色印刷には3枚)
  • ・商品またはデザインによって、複数色印刷ができない場合もございます。
  • ・版の持ち出し、譲渡は出来ません。
  • ・素材にもよりますが、細い線や、線と線の隙間が細いデザインの場合、カスレ、ツブレが発生する可能性がございます。
  • ・素材の生地表面に凹凸のある場合、印刷に影響が出る可能性がございます。

洗濯・水濡れについて

当店バッグは、基本的に洗濯して使用する前提で製作されておりません。 
素材によっては洗濯可能なものもございますが、型崩れや色あせ等の問題が発生する場合がございます。

コットン製バック
洗濯は可能ですが、生地の縮み、シワ、型崩れや色あせが発生する可能性があるため、推奨しておりません。
印刷品の場合には、印刷剥がれ、色落ちが発生する場合がございます。
水洗いの場合はぬるま湯で手洗いして下さい。ただし揉んだりこすったりしないでください。
漂白剤は使用しないで下さい。
水に濡れたままは色落ち、色移り、シミ、カビの原因になりますので日陰干しして下さい。
不織布・ポリエスル等
素材の特性上、洗濯することができません。ブラシやきつく絞った布で軽く拭いて下さい。
薬品(シンナー・ベンジン・アルコール)もシミ、変色の原因となる恐れがありますので使用しないでください。
水に濡れた場合は色落ち、色移り、シミ、カビ等の原因になりますので放置しないでください

タ行

デニムバックとは

デニムバックの素材のデニムは、経(たて)糸に紺の糸を使い、緯(よこ)糸に漂白した白い糸を織り込み、綾織にした厚手の織物です。
生地裏側などに白い横糸が多く出るのが特徴で、ジーンズに使用されているのが有名です。
元々作業着としても使われていたほどの丈夫さがデニムの特徴です。
また、製品洗いを施したウォッシュデニムは独特の風合いが特徴的です。
※染色品の為、ロットにより多少色差が出る場合がございます。
※ウォッシュ加工されたバッグは、加工の特性上、多少ほつれが発生する場合がございます。

ナ行

梨地

特徴
プラスチックフィルム LDPE(低温度ポリエチレン)に特殊な加工をほどこした物です。
表面に細かい傷をつける加工をするため柔らかい手触りと光沢を抑えたマットな質感があるので高級感がある素材です。
LDPEと同じく耐衝撃性、引き裂きにも強く優れています。
また、しわになりにくく、伸びやすいです。
透明度は、完全な透明ではありませんが、中身は透けてみえます。
メリット
肌ざわりがソフトで、マッドな光沢があるので高級感がある素材です。
印刷が乗りやすい素材です。シャカシャカ音がしません。
デメリット
柔らかい素材のため伸びやすいです。
加工をするため、納期が他の物より多少かかり、単価も上がります。
用途
アパレルシ、ジュエリーショップ、などの袋
ギフト用のラッピングなど

熱転写印刷とは

特殊な耐熱性シートにデザインを印刷し、柄に沿ってカットした後にバッグに熱圧着する印刷方法です。
色数が多い場合や写真のようなデザイン・グラデーションやボカシ等を印刷したい場合に最適の印刷方法です。

熱転写印刷の特徴
【長所】
  • ・ほぼすべての素材に対応できます。(保冷バック等できないものもございます。)
  • ・グラデーションも対応できます。
  • ・写真もフルカラー印刷できます。
  • ・版が不要の為、小ロット対応できます。
【短所】
  • ・プレス機による定着の為、プレス跡が多少残る場合もあります
  • ・一般的なシルク印刷よりもコストがかかります。
  • ・細かいデザインは印刷できない場があります。また、デザインによっては枠ができます。
熱転写印刷の注意点
  • ・カラープリンターにて印刷したシートで転写しますので、オリジナルデザインから多少色合いが変わる場合がございます。
  • ・シートを張り付ける印刷方法となりますので、多少貼りつけ感があります。

ノベルティバッグとは

ノベルティバック(アイテム)とは、法人企業様などが、自社のブランド・商品のアピールなどの宣伝を目的として、イベントやショップ等で消費者に無料配布する粗品・記念品などの事を指します。
ノベルティバック(アイテム)にはブランド名やロゴを入れ消費者やその周りの方に対しその存在を広く認識して貰う狙いがあります。
近年では、環境に対する企業姿勢を示すアイテムとしてエコバッグなどのノベルティバックが人気です。

ハ行

不織布バックとは

素材の不織布は、その名の通り『織らない布』という意味の布になります。
ポリプロピレン(PP)という原材料の繊維を熱・機械的または化学的に接着または絡み合わせる事で布にしたもので、
長所として縦・横の方向が無いためほつれることもなく、非常に軽く、重量に対して強度もある素材のバッグです。
布と違い織る行程がないので安価で大量生産できます。
焼却してもダイオキシン等の有害物質を排出しないため、環境にやさしいエコバッグとしても多く利用されています。

ポリエステルバックとは

ポリエステルバックの素材のポリエステルは、繊維として耐熱性、強度に優れ、また染色性にも優れている為、非常に多岐にわたる種類の生地が生産されており、化学繊維の中で最も多く生産されています。
薄手の商品はコンパクトに折りたためるので、お買いものバッグやエコバックとして日常的にご使用頂け、厚手のポリエステルは、非常に強度があり、普段バックとして長くご使用いただけます。
スナップボタン・マジックテープやファスナー等の付属品を付けたり加工方法も多いので、オリジナルバック作成にも向いています。

マ行

ヤ行

ラ行

ワ行

A~Z

HDPE 高密度ポリエチレン

特徴
最も一般的なプラスチック。さまざまな品質を備えており、ビニール袋を製造するための優れた素材になっています。
パリッとした少し硬い素材で強度もあるためレジ袋などに良く使われます。
耐熱性、防湿性があります。
フィルムは、硬くコシがあり、引っ張り強さがあります、
伸びにくいため薄くても強度があります。
さわるとカシャカシャ、カサカサと音がします。
半透明でLDPEに比べて透明度は下がりますが、薄くて丈夫な素材です。
メリット
硬く、引っ張り強いので、伸びにくい。重たい物を入れる事に適しています。
薄くても丈夫なため、汎用性がありいろいろなシーンでご利用しやすいです。
コンビニ袋などで使われる事からコストも安く経済的です。
防水性、保湿性が高いため、天候に強く、いろいろなお客様に使われています。
デメリット
薄い色の印刷がのりにくい。
カシャカシャと音がするため静かなイベント会場での使用に向かない
透明度が低く、半透明
尖った物が当てると裂けやすい。
用途
スーパー、コンビニなどの手提げ袋、本屋さんCDショップなどの袋
飲食店のテイクアウト袋、ゴミ袋、傘袋、
商品梱包用の袋、おしぼり袋などがあります。

LDPE 低密度ポリエチレン

特徴
こちらも一般的に良く使用されるプラスチックフィルムです。
しなやかな感触で、柔軟性があるため広く使用されています。
HDPEより透明度があります。
耐衝撃性があり、引き裂きにも強く優れています。
表面に光沢感がでるためHDLPより高級感があり
しわになりにくく、伸びやすいです。
防水性、防湿性にも優れているため、水分を含んだ物でも
安全に包む事ができます。
軟化温度と融点が低温のためヒートシール性に優れています。
燃やしてもダイオキシンが発生しないので環境に優しい素材です。
メリット
やわらかく、伸びやすいため手触りが良いです。
耐衝性があり引き裂きにも強いです。
透明度が高く光沢があるので、HDPEより高級感がでます。
ヒートシール性に優れているためラミネートフィルムなどにも使用できる
デメリット
引っ張ると伸びやすいです。
薄手で作りづらいため、不良がでやすい。
用途
透明のゴミ袋、ビニール袋、ラミネートフィルム、
アパレル関係の持ち帰り袋、展示会やイベントでのサンプル配布袋、雑貨入、
食品入、チャック袋、米袋、カレンダー袋などがあります。