オプションを追加して最強におしゃれなオリジナル紙袋・ショッパーを作成!
「オプション」は、追加しなくても問題なくオリジナル紙袋、ショッパーが完成します。紙袋サイズを選び、紙袋の要となる紙袋用紙(材質)を選び、全体の雰囲気を決定する印刷方法を選び、そして最後にハンドル(紐)を選ぶことで紙袋としての要素をコンプリートします。
オプションとは、その名の意味する通り「追加要素の選択ができる」ものです。人気どころでは箔押しや浮き出しといったオプションがあります。
「オプションを追加すると高額になってしまうのでは」「紙袋としての体裁を保っていればそれていい」というお客様もいらっしゃるかと思います。もちろんコスト重視のお客様や、見た目にこだわらないお客様に追加をおすすめするものではありません。オプションは、現状よりもさらに良くしたいと思ったときに選択肢に入れることで、よりオリジナリティが強くこだわり抜いたオリジナル紙袋・ショッパーとして製作することが可能なのです。
このページでは、当社で追加可能なオプションの種類、その特徴について詳しく解説してゆきます。
↓用途別オリジナル紙袋・オリジナルショッパーの実績紹介はこちら↓
オリジナル紙袋のオプション種類別に詳しく解説!
当社でご選択いただける様々なオプションを写真付きでご紹介します。こだわりの紙袋やワンランク上のショッパー製作を目指す方はぜひご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。コストが気になる方はぜひお気軽にお見積もりをご依頼ください。
■ 箔押し
箔押しとは、金・銀などの箔を金属の型を使って用紙に貼り付ける加工です。熱と圧力で型の絵柄やロゴを貼り付けるので、別名ホットスタンプとも呼ばれます。当社でご案内するオプションの中でも一番人気となっております。
基本的には金と銀ですが、黒の箔押しもございます。他のカラーも対応可能な場合がありますので、もしカラー箔をご希望のお客様はご相談ください。
箔押しには艶あり・艶無しの2種類があり、いずれもご選択いただけます。箔押し部分は金属質のメタリックな光沢があり、光に反射してキラリと輝きオリジナル紙袋・ショッパーに高級感を与えます。無地の紙袋またはベタ印刷を施したオリジナル紙袋に箔押しでロゴを印刷するだけで特別感があります。ブランド用のおしゃれなショッパーや、高級ジュエリー、コスメ、スイーツのショッパーとしてもおすすめです。
片面・両面の選択ができ、印刷範囲によってお見積もりが変動します。
■ 浮き出し
浮き出しとは、ロゴや絵柄の形に紙の表面をぽっこりと浮き上がらせる加工です。凹版と凸版を作り、用紙を挟み込んで圧力を加えることでロゴや絵柄を浮き上がらせます。そのため内側から浮き出し部分を見ると、デザインの形に凹んでいます。無地やベタ印刷の面に浮き出しのみでロゴを表現したり、ロゴ印刷の上から同じ形に浮き出し加工をすることでロゴが立体的になります。
片面・両面の選択ができ、印刷範囲によってお見積もりが変動します。
凹版と凸版の位置を逆にすることでデボス加工(浮き出し=エンボスとは逆にロゴ部分をへこませる加工)にすることも可能です。
箔押しと併用することで「浮き出し箔」となります。
■ UV印刷
特殊なニスを使ってロゴを印刷する加工です。UV印刷をした箇所は光沢のある透明なフィルムのような質感と見た目になります。ツヤツヤとした光沢はグロスPP加工に似ているため、グロスPP加工をした紙袋へのUV印刷はあまり意味がなくなってしまいおすすめできません。マットPP加工や晒クラフト紙、未晒クラフト紙へUV印刷をすることをおすすめします。
透明なニスのため、インクが乗っている部分にかぶせて印刷することができます。暗いところで見るとわかりにくいのですが、光に当てると反射して光沢感・ツヤ感が出るので特別感があります。隠しロゴ的に入れたり、ロゴやデザインの中で一箇所だけ質感を変えたい場合にご使用をおすすめいたします。
片面・両面の選択ができ、印刷範囲によってお見積もりが変動します。
■ エンボス加工
意味合いは先にご紹介した浮き出しと同じですが、当社で言うエンボス加工とは紙袋全体にテクスチャーを入れることを指します。細かなドットの凹凸やキャンバス地のような質感など、紙袋表面に凹凸の質感をプラスします。通常の用紙とは違う見た目や手触りが楽しめ、高級感を出すこともできます。
紙全体に圧力を加えるため、コート紙への加工がおすすめです。当社保有のエンボス型の中から選んでいただきます。
■ ハトメ
ハンドル(紐)を通す穴につける金具です。金色と銀色を中心に、黒のハトメも対応できる場合があります。重量のあるものを入れても、紐を通した部分が破れないよう補強する役割があります。補強目的でなくおしゃれとして追加することも多くあります。金属質なので紙袋への良いアクセントとなり、高級感も出ます。箔押しと併用する場合は、箔押しの色と合わせることで統一感が出ておすすめです。
ただし平紐系(アクリル平紐、サテンリボン、グログランテープ)との併用はできません。平紐は結目が小さく、ハトメから抜け落ちてしまう恐れがあるためです。アクリルスピンドルやパイレンとの併用がおすすめです。
■ 縦留め
ハンドル(紐)の取り付け方に関するオプションです。通常は「穴空け紐通し」「結び」などと呼ぶように、紙袋に穴を空けて紐を通し、内側でこぶ結びをすることで紐の抜け落ちを防ぐ方法で紐を取り付けますが、縦留めは異なります。
紙袋の口折(開口部の折り返し部分)のてっぺんもしくはやや内側に切り込みを入れ、そこから紐を通す方法です。紙袋の正面に穴が空かないため、すっきりとした見た目になるほか、穴のことを考慮せずに印刷デザインを作ることができるのがメリットです。アパレル系やコスメブランド等のオリジナルショッパーに多い加工となっております。
参考写真では平紐の縦留めとなっておりますが、アクリルスピンドルやパイレンなど丸紐の縦留めも可能です。
■ OFJ
写真のように紙袋本体の内側折込部分に切れ込みを入れ、そこから紐を出す形のことです。こういった紐の取り付け方をOFJと呼びます。
縦留めと同じく紙袋の正面に穴を空けないためすっきりとした見た目になります。OFJタイプが使用できるのは、全ての紐ではありません。当社で扱っている「紙単丸紐」もしくは「紙芯入りアクリルスピンドル」の2種類です。ハンドルについて詳しくは【こちら】
見た目の大きな特徴として、紐が垂れ下がることなくピンと自立します。取り付けに機械を使うため、大ロットで安く、小ロットで割高になりやすい方法です。
OFJはその仕様上、取り付け可能な紙袋の最低サイズが決まっております。幅が規定以下になるとOFJの紐幅が合わなくなってしまうため、製作が不可となります。この最低幅については海外生産と国内生産で異なっております。
オリジナル紙袋 OFJについて詳しい解説は【こちら】
■ リボン結び
リボン結びのオプションに対応している紐の種類はサテンリボンもしくはグログランテープです。
リボン結びの形態にはいくつかパターンがありますので、下記からご希望の形態をお選びください。パターンによってお見積もり金額が変動しますのでご注意ください。
開口部リボン通しは、紙袋の上部に横長の平たい穴をあけ、そこにサテンリボンやグログランテープを通して紙袋開口部のてっぺんでリボン結びをするタイプです。
このタイプの特徴としては、通常開きっぱなしの紙袋開口部を簡易的にとじることができます。開口部をとじるという機能性がありながら、見た目がおしゃれでかわいいところが最大の魅力です。コスメのショッパーやギフトの梱包に人気です。
紙袋のハンドルとは別にリボンを用意するため、ハンドルはアクリルスピンドルやツイストロープなどお好みの紐を使用し、リボン結び部分はサテンリボンかグログランテープを使用することが可能です。もちろんハンドルの種類とリボン結びの種類を揃えてもおしゃれです。
品質保持の関係で納品の際にはリボンが別添えとなっているため、エンドユーザー様が紙袋を使用するときにその都度リボンを穴に通して結んでいただく必要があります。その手間が発生するところがデメリットとなる可能性もありますので、紙袋を使用するときの状況を加味してお選びください。
縦留めリボン通しは、機能としては上でご紹介している穴あけリボン結びと同様に、紙袋の開口部をリボン結びで簡易的にとじられる仕様です。穴あけリボン結びと異なる点は、リボンがあらかじめ紙袋に取り付けられているところです。取り付けの際、外側から見えるところに穴を空けることはなく、口折のトップに切り込みを入れてそこからリボンを通します。(すでにオプションでご紹介した“縦留め”と同じ方法です)
メリットとして、紙袋を使用するときにリボンをその都度穴に通す手間がありません。元々リボンが紙袋についているので、中身を入れて結ぶだけで梱包が可能です。懸念点としては、リボンをつけたまま紙袋を梱包・輸送・保管するため状況によってはリボンにシワや折り目がついてしまう可能性があります。最終的にリボン結びをするのであまり気にならなくなる点ではありますが、保管の際には注意が必要となります。
片面リボン結びは、パターンの1と2とは機能や見た目が異なるタイプです。穴あけ紐通しの方法で取り付けたハンドルの端を、紙袋の正面側でリボン結びにする加工です。
リボン結びの部分が上ではなく正面側になるため、見た目が非常におしゃれです。かわいらしい雰囲気のギフト梱包やガーリーな雰囲気のファッションやコスメのブランド、甘いスイーツの店舗ショッパー等におすすめです。
上でご紹介した2パターンとは異なり、開口部をとじる機能はありません。また、ハンドルとリボンの部分が一体になっているのでハンドルとリボンの種類を別にすることも不可となります。リボン結びは工員が手作業で行うため、若干の個体差が出る可能性があることをご了承ください。
サテンリボンやグログランテープの色は黒以外にも様々なカラーがあるため、お好みの色をご指定ください。色によって雰囲気もガラリと変わるのも魅力です。
■ 内面+底板印刷
紙袋は通常、内面には印刷がされていません。そのため内側はコート紙と晒クラフト紙であれば白、未晒クラフト紙であれば茶色といったように、元々の用紙の色となっております。口折(開口部を内側に折り込んである部分)の印刷であれば通常のテンプレート内でデザインを入れることが可能ですが、内面全体に色や柄を入れる場合には内面印刷のオプションを追加していただく必要があります。
底板印刷というのは、紙袋の中の底に入っているボール紙へ印刷をすることです。底ボールとも呼ばれている厚紙です。底ボール無しの場合には関係ありませんが、内面印刷をご指定の場合には自動的に底ボールの印刷も含まれます。もし内面印刷をご希望の方で底ボールへの印刷はしなくても良い(白のままで良い)場合にはあらかじめお申し付けください。逆に内面印刷は無しで、底ボールのみ印刷をご希望のお客様についても事前にご連絡ください。
内面印刷を入れる例として、紙袋の表面をベタ印刷にして好きな色に変えたので内側も白ではなく同じ色にしたいという場合や、内面にアクセントとしてイラストや柄を印刷したいという場合などがあります。内面印刷も表面同様に印刷色数によってコストが変動します。
コート紙への内面印刷の場合も、内面印刷は基本的にニス引きとなります。マットPPやグロスPPをご希望の場合はお申し付けください。
内面にも印刷を入れることで、隅々までこだわったオリジナル紙袋・ショッパーとなります。高級感や上質な雰囲気も出ますので、印刷をとことんこだわりたいお客様にはおすすめです。