紙の種類 | コート紙 |
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紙の厚さ | 200g |
表面加工 | マットPP |
サイズ | W380×H330×D150mm |
印刷色数 | 3色印刷 |
ハンドル | アクリル平紐 |
オプション | 浮き出し(両面)、底ボール印刷 |
浮き出しと底ボール印刷が特徴的なオリジナル紙袋のご紹介です。
写真からはわかりづらいのですが、ロゴ部分が浮き出し加工にされており、見た目や質感に立体感が出ています。
浮き出しとは、指定したデザインの型で紙を凹凸させることにより、通常は平面である紙にデザインを立体的に浮き出させる加工です。ロゴ部分が盛り上がったように見える「浮き出し」は、内面から見るとその部分が凹んでいます。浮き出しはエンボス加工とも呼ばれます。逆にロゴ部分を凹ませる加工は「デボス加工」と呼ばれます。
浮き出しは印刷ロゴの上からでも、無地部分へ浮き出しのみでもご対応が可能です。また印刷ではなく箔押しの場合、箔押し部分へ浮き出し加工をすることで「浮き出し箔」という加工になり、立体的な箔押しロゴとして表現が可能です。箔押し部分を際立たせたいときにおすすめです。
浮き出し加工は、加工の範囲によって料金が変動します。お見積もりの際にサイズ指定が無い場合は紙袋サイズに合わせて50㎠もしくは100㎠でお見積もりいたします。浮き出し範囲が決まっている場合には事前にご連絡いただけましたら正確なお見積もりのご案内が可能です。
また、こちらの紙袋で特徴的なのが「底ボール印刷」です。
底ボールとは、紙袋の内側の底部分に敷いてある補強様のボール紙のことです。基本的に底ボールは白色ですが、底ボールへ印刷をすることによってよりこだわりの強いデザインのオリジナル紙袋・ショッパーを作成することが可能です。
プラスで内面印刷(紙袋の内面全体へ印刷をする加工)を施せば、内面全体を任意の色やデザインにすることも可能です。紙袋にベタ印刷で表面に好きな色を入れても内面は素材色のままとなりますので、内面が白(未晒クラフト紙の場合は未晒色)のままでは嫌だというお客様には内面+底ボール印刷のオプションをおすすめいたします。
今回ご発注いただいたオリジナル紙袋は、内面は素材色(白)のまま、底ボールのみをテーマカラーであるオレンジ色で印刷しております。口折部分への印刷色やハンドルの色と合わせて底ボールのみを同じ色で印刷することで、オレンジ色がアクセントとなっておしゃれな印象です。
今回使用した素材はコート紙200gで、コート紙の中でもかなり厚みがあり丈夫です。コート紙の厚みを増すことによるメリットとして、シワができにくい点や耐久性が上がる点、高級感が増す点などメリットがたくさんあります。紙が硬くなるので形を保ちやすく、湿気で柔らかくなりにくい点も高評価です。ただし紙を厚くすると、その分コストも増えますのでご注意ください。
コート紙の標準の厚みは157gとなっており、コストを重視するお客様は157gをおすすめいたします。紙袋のサイズが大きくなるとその分耐久性も気になるため、大きなサイズの紙袋は180g以上の紙厚を推奨しております。
コート紙は表面をコーティングされた紙で非常に印刷適性が高く、インクの発色が良いのが特徴です。そのためフルカラー印刷や鮮やかな特色、蛍光色など色にこだわりのある場合はコート紙が最適です。
ハンドル(紐)はアクリル平紐です。アクリル繊維の平紐で、やわらかな布の質感が優しい印象を与えます。アクリルスピンドルは同じ素材で丸紐となっており、与える印象が異なります。紐の色は在庫から選ぶ形となりますが、海外生産の場合と国内生産の場合で選び方は異なります。
海外生産の場合は豊富な在庫があり、流動的となりますのでPANTONEで希望色の指定をいただければその時点で最も近しい色をご用意します。今回ご紹介させていただいている紙袋も同じ方法で、印刷色と最も近しい色をご希望いただきました。
国内生産の場合はあらかじめ選べる色が決まっており、一覧画像の中から最もご希望に近しいカラーをお客様にお選びいただきます。
フルオーダーならではの強みがたくさん詰まったオリジナル紙袋となりました。
バッグファクトリーでは、紙袋・手提げ袋・ショッパーを一からフルオーダーで製作いたします。最小ロットは500枚で、紙袋サイズや印刷などすべて自由にカスタム可能です。
紙袋サイズの選び方は【こちら!】
下記のフォームから簡単にお見積もり依頼が可能となっておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。