紙の種類 | コート紙 |
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紙の厚さ | 157g |
表面加工 | マットPP |
サイズ | W220×H260×D210mm |
印刷色数 | 2色ベタ+1色印刷 |
ハンドル | アクリルスピンドル |
オプション | 無し |
オレンジのベタ印刷でインパクト大なオリジナルショッパーのご紹介です。
目立ちやすいオレンジ色のベタ印刷に、はっきりと黒のロゴが際立って魅力的なデザインです。
■ 使用素材
用紙はコート紙を使用しています。
コート紙は、表面をコーティング剤でコーティングして平滑度を高め、インクが紙に乗りやすくした用紙です。フルカラーでの印刷適性が非常に高く、印刷用紙として使われています。薄手のコート紙はフライヤーやパンフレット等にも利用されています。
コート紙は【グロスPP】もしくは【マットPP】いずれかの表面加工が必須となっています。今回はマットPPで、艶消しのラミネートフィルム加工となります。
マットPPは元々光沢のあるコート紙の表面を、艶のなくマットな質感に仕上げます。マットPP加工をすることで印刷色は若干沈み、落ち着いて上品な印象になります。今回は印刷が派手目のオレンジなのですが、マットPPがうまく包み込んで、シンプルに上質な雰囲気が漂います。
濃色やスミベタのマットPP加工も人気ですが、濃色へのマットPPは傷が目立ちやすいため、扱いに注意が必要です。海外生産の場合、アンチスクラッチ加工という、傷の目立ちにくいマットPPも取り扱っております。
もう一方のグロスPP加工は、さらにツヤ感を増す加工となっております。グロスPP加工をすることで、印刷色がより鮮やかにくっきりと発色します。ギラギラと派手な雰囲気にしたい場合にお勧めです。
厚みはコート紙基本の157gです。
157gはコート紙の紙袋において最も標準的な厚みです。柔軟さを保った厚みでありながら、コート紙自体のしっかりとした丈夫さを感じられます。ちょうどよい厚みなので、折り目も綺麗に付き、紙袋を畳んだり開いたりするときにスムーズにできます。
コート紙の厚みは、現在取り扱っている厚みは157gと200gのみです。(国内生産の場合は200gではなく186gとなります)
大きなサイズの紙袋や、高級感を増したい場合には厚手の紙を利用することをおすすめいたします。小さめのサイズで厚手のコート紙を利用する場合には、紙が硬くて開きにくかったり、折り目が目立ち過ぎてしまうといった特徴もありますのでご注意ください。
■ オリジナル紙袋サイズの選び方について
お客様オリジナルのご希望サイズW220×H260×D210mmにて製造いたしました。
横幅と高さにたいしてマチが広めで、コロンとした形の直方体になっているのがかわいらしいです。
オリジナル製作(フルオーダーメイド)の強みとして、このように自由なサイズ設定が可能であるということがあります。
マチ幅が横幅もしくは高さよりも大きい値になるなど、製造上無理のある寸法は作ることはできませんが、コンパクトなサイズから大きなサイズまで、お客様のご希望サイズで製作可能です。
サイズの基準は、中に入れる物のサイズにより異なります。
中に入れる物の大体のサイズが確定している場合は、それに合わせた設定が必要となります。入れる物のサイズ+幅とマチに1cmずつ、高さに5〜10cm程度の余裕を作るとちょうど良いサイズとなります。
中に入れる物が特に決まっていない、一般的なサイズで良いという場合には当社の既定サイズからお選びください。
当社のご案内する既定サイズは、あくまでサイズ選びに迷っている方への目安であり、規格サイズではないためオリジナルサイズにしたからと言ってコストが上がるということはありません。
お客様の既存の紙袋やショッパー、以前作成したことのある手提げ袋などと同じサイズで製作が可能です。
⇒オリジナル紙袋 サイズの選び方(オーダーガイド)
■ ハンドル(紐)について
一般的に紙袋によく使われている丸紐のアクリルスピンドル を使用しております。基本6mm幅のアクリルスピンドルを使用します。
オリジナル紙袋のハンドルとして非常に人気が高く、汎用性も高い紐です。柔らかめの素材で持ちやすく、コート紙や晒クラフト紙、未晒クラフト紙など素材を問わず幅広く使用できる魅力的なハンドルです。
アクリルスピンドルの色指定については、海外生産の場合特色PANTONEの色番号でご指示ください。
印刷色に合わせたい場合は、そのようにご指示いただければ豊富な在庫から最も近い色をお選びします。今回のご発注では、茶色をご希望でしたのでPANTONEカラー番号でご指示いただき、選ばせていただきました。
ハンドル(紐)の種類と特徴については下記で詳しく説明しておりますのでご覧ください。
⇒オリジナル紙袋のハンドルにはどんな種類があるの?特徴は?詳しく解説!
■ 印刷について
一見1色ベタなのに「2色ベタ」となっているのは、このオレンジがプロセスカラーのY(イエロー)+M(マゼンタ)の混色で作られているためです。
CMYKの混色でカラーを表現する場合、その版ごとに版代がかかってしまいます。今回のように、意図があっての混色ベタ印刷でない場合には、特色PANTONEでの色番号指定をおすすめいたします。
PANTONEの色番号でオレンジを指定すれば、1色ベタ印刷となるのでその分コストが若干ですが安くなります。ただ、色にこだわりのあるお客様でPANOTNEのカラーガイド帳をお持ちでない場合には、色選びは難しくなってしまいます。
webでも特色一覧を確認できますが、あくまでイメージ色となってしまう上、モニターごとに色再現は異なりますので、PCで確認した色と実際の印刷で印象がかなり変わってしまうということも稀ではありません。
大体このような色であればOK、というご発注であれば問題ございませんが、この色味でなければ許容できない!といったこだわりをお持ちのお客様はPANOTNEの色見本をご用意いただくことをおすすめいたします。
紙袋印刷の選び方について、もっと詳しく知りたい方はこちら↓
⇒オリジナル紙袋 印刷選びのオーダーガイド
■ 納品について
短納期の場合や特定の仕様の場合は国内工場にて印刷・製袋を行うことがございます。国内工場の場合は「規格サイズ」が存在し、そのサイズに合わせることでコストを抑えることが可能となります。
規格サイズについては、お見積もり内容を当社で確認させていただいた際に工場の振り分けを決めるため、改めて当社からご提案させていただきます。
⇒短納期国内生産のオリジナル紙袋について
⇒短納期国内生産のオリジナル紙袋 実績一覧