こげ茶の箔押しでおしゃれかわいいマチ広ショッパー

スモーキーなオレンジ色のベタ印刷に、こげ茶色の箔押しでロゴを印刷したとてもオシャレなショッパーです。
紙厚を標準よりも厚くすることで、質量をともなった高級感を感じられるところも魅力です。全体的に色味が統一され、落ち着いた上品なお店の雰囲気がショッパーからも伝わってきます。
今回は、素敵なパティスリーのショッパーをご紹介させていただきます。

■ 使用素材
用紙は晒クラフト紙を使用しています。
晒クラフト紙と同じ素材の色違いで未晒クラフト紙がありますが、この「晒」「未晒」とはつまり「漂白」「未漂白」の違いです。
晒クラフト紙は漂白してあるので白色の用紙、未晒クラフト紙は漂白していないため素材のまま、つまり原料の木の色（薄茶色）となっています。

晒クラフト紙は白くなっているためインクの色がそのまま発色しやすく、フルカラー印刷やベタ印刷にも適しています。印刷色は紙の色の影響を受けるため、茶色の未晒クラフト紙の場合は印刷色がすべて茶色味を帯びて発色します。

クラフト紙は針葉樹を原料とした素材で、非常に丈夫で破れにくいのが特徴であり強みです。
晒クラフト紙は、未晒クラフト紙を漂白しているので、未晒の状態よりも若干強度が劣りますが、元が丈夫な紙なので極端に脆くなることはありません。
紙の質感としては、コート紙のようなツルツルとした光沢はなく、未晒クラフト紙ほどザラザラとしているわけでもなく、ほどよく滑らかさがありマットな質感となっています。
素材は比較的安価で、フレキソ印刷紙袋の用紙としてもよく使用されます。

今回の厚みは、クラフト紙の中では中間の厚みである150gでご発注いただきました。
未晒クラフト紙と晒クラフト紙の標準の厚みは120gのやや薄手となっております。（国内生産の場合は120gのみ対応可能です）
150gは、標準の一段階上の厚みです。120gから150gに変えるだけでも、かなり安心感のある厚さになります。大きなサイズの紙袋や、高級感を増したい場合には厚手の紙を利用することをおすすめいたします。
また、今回のようにマチが広いタイプのショッパーにもおすすめで、厚みを増した150gの方が安心感があります。もう一段階上の厚さは180gとなっており、面積の大きいショッパーや、重いものを入れる場合におすすめの厚みです。また、ペラペラとしてやや安価な印象を与える120gに比べ、高級感が出るのもおすすめのポイントです。

>>オリジナル紙袋用紙選び方について<<

■ オリジナル紙袋サイズの選び方について

当社既定サイズではなく、お客様のご希望に合わせたサイズ（W250×H250×D220mm）にて製造いたしました。

バッグファクトリーのオリジナル紙袋・ショッパーはフルオーダーメイドなので、既定サイズに限らず自由なサイズ設定が可能です。
マチ幅が横幅もしくは高さよりも大きい値になるなど、製造上無理のある寸法は作ることはできませんが、コンパクトなサイズから大きなサイズまで、お客様のご希望サイズで製作可能です。

今回はパティスリーのショッパーとしてご注文いただいたので、ケーキや焼き菓子の箱に合わせたマチ広サイズで設定いただきました。
中に入れるものが決まっている場合、ジャストサイズでカスタムできるのがバッグファクトリーの強みです。
全体の紙袋サイズにもよりますが、基本的には入れるもののサイズに左右・前後＋10mmずつ、高さは60〜80mm追加するとちょうど良いサイズになります。
⇒オリジナル紙袋 サイズの選び方（オーダーガイド）

■ ハンドル（紐）について
一般的に紙袋によく使われている丸紐のアクリルスピンドル を使用しております。
オリジナル紙袋のハンドルとして非常に人気が高く、汎用性も高い紐です。柔らかめの素材で持ちやすく、コート紙や晒クラフト紙、未晒クラフト紙など素材を問わず幅広く使用できる魅力的なハンドルです。

今回は白の色に合わせたこげ茶の紐を使用しておりますが、白、黒、赤、青など非常に様々な色の紐が利用可能です。
アクリルスピンドルの色指定については、海外生産の場合特色PANTONEの色番号でご指示いただくことができます。在庫カラーとなりますが、かなり豊富な色味の取り扱いがあるため、ご指示のPANTONE色番号に最も近い色を選ばせていただきます。
印刷色に合わせたい場合は、ご指示いただければ豊富な在庫から最も近い色をお選びします。

ハンドル（紐）の種類と特徴については下記で詳しく説明しておりますのでご覧ください。
⇒オリジナル紙袋のハンドルにはどんな種類があるの？特徴は？詳しく解説！

■ 箔押しについて
今回のショッパーデザインの主役と言ってもいいのが、こげ茶の箔押しロゴです。
スタンダードなゴールドやシルバーではなく、あえて落ち着いた雰囲気のこげ茶色の箔になっているところが、オリジナル紙袋の完成度を底上げしているようです。

箔押しは当社のオリジナル紙袋オーダーにおいてオプションであり、金や銀を基本カラーとして、箔を使ったワンポイントロゴを印字することが可能です。（箔押しのベタ印刷は不可となっております）
箔押しをすることでこのように高級感たっぷりのショッパーになり、目を引く印象的な仕上がりになります。
色はゴールドやシルバー、今回のこげ茶、その他ブラックやレッド、ブルーなど各カラーに対応しております。ゴールドやシルバー以外は事前に在庫確認が必要となりますので、お見積もりの際にお申し付けください。

白地にそのまま箔押しをするのか、ベタ印刷に箔押しをするのか……など、様々な要素の組み合わせによりロゴの見え方は変化します。
晒クラフト紙の見た目がマットな印象なので、ややざらついた質感の中に光る箔が印象的です。
箔押しは当社のオプションの中でも一番人気のあるものとなっておりますので、興味のある方はぜひお気軽にお見積もり依頼ください。

紙袋オプションの選び方について、もっと詳しく知りたい方はこちら↓
⇒オリジナル紙袋 オプション選びのオーダーガイド