紙の種類 | コート紙 |
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紙の厚さ | 200g |
表面加工 | マットPP |
サイズ | W272×H390×D110mm |
印刷色数 | 1色ベタ印刷(マチ) |
ハンドル | ハッピータック |
オプション | 浮き出し |
ビルの設計や管理、運営をされている企業様からのご発注で、デザインにもビルの意匠が表れていてとても素敵です。
ビルのデザインは印刷に加え、浮き出し加工もされています。遠目にはわかりにくいのですが、触ると立体的にぼこぼことした質感になっています。黒1色でシンプルな色使いになっているのもおしゃれです。
細部のこだわりが素晴らしいオリジナル紙袋の仕様について、下記に詳しく説明いたします。
■ 広範囲の浮き出し加工で個性的なオリジナル紙袋
浮き出しとは、指定したデザインの型で紙を凹凸させることにより、通常は平面である紙にデザインを立体的に浮き出させる加工です。ロゴ部分が盛り上がったように見える「浮き出し」は、内面から見るとその部分が凹んでいます。浮き出しはエンボス加工とも呼ばれます。逆にロゴ部分を凹ませる加工は「デボス加工」と呼ばれます。
浮き出しは印刷ロゴの上からでも、無地部分へ浮き出しのみでもご対応が可能です。また印刷ではなく箔押しの場合、箔押し部分へ浮き出し加工をすることで「浮き出し箔」という加工になり、立体的な箔押しロゴとして表現が可能です。箔押し部分を際立たせたいときにおすすめです。
浮き出し加工は、加工の範囲によって料金が変動します。お見積もりの際にサイズ指定が無い場合は基本的に100㎠でお見積もりいたします。浮き出し範囲が決まっている場合には事前にご連絡いただけましたら正確なお見積もりのご案内が可能です。
今回は広範囲の浮き出し加工となっており、事前にデザインイメージをいただいてお見積させていただきました。デザインイメージをお持ちの方は、お送りいただければ正確なお見積が可能となっております。
■ 厚手のコート紙200gで高級感のある質感に
紙袋のボディには、コート紙を使用しています。
コート紙とは、表面を薬剤でコーティングしてあることからコート紙と呼ばれています。薬剤の塗布により平滑度を高め、印刷適性を高めた用紙です。平滑度を高めたことにより、紙自体に元々光沢があるため、高級感があり丈夫な紙として、紙袋においてとても人気の用紙です。
コート紙はグロスPPもしくはマットPPいずれかの表面加工が必須となっています。今回は艶消しのマットPP加工となります。
マットPPは、光沢のコート紙の表面を、艶のなくマットな質感に仕上げます。マットPP加工をすることで印刷色は若干沈み、落ち着いて上品な印象になります。
今回ご紹介のオリジナルショッパーは、全体的に黒でまとめて落ち着いた高級感がありますが、マットPPによって上質な仕上がりとなっています。
厚みはコート紙200gで、標準よりも厚手となっております。
サイズを大きくする場合や思いものを入れる場合、高級感を出す場合に200gがおすすめの厚みです。大きなサイズの場合は、紙厚が薄いと破れてしまったり、折れ曲がりやすかったり、シワがつきやすかったりとデメリットが大きいのですが、厚みを増すことで軽減することができます。
コストは157gよりも高くなってしまいますが、安心感と高級感は200gが優れています。
コート紙の紙袋において最も標準的な厚みは157gです。157gのコート紙は柔軟さを保った厚みでありながらもしっかりとした丈夫さを感じられます。ちょうどよい厚みなので、折り目も綺麗に付き、紙袋を畳んだり開いたりするときにスムーズにできます。
もう一段階上の200gという厚手タイプは、大きなサイズの紙袋や、高級感を増したい場合に利用することをおすすめいたします。小さめのサイズで厚手のコート紙を利用する場合には、紙が硬くて開きにくかったり、折り目が目立ち過ぎてしまうといった特徴もありますのでご注意ください。
コート紙の厚みは、現在取り扱っている厚みは157gと200gのみです。(国内生産の場合は200gではなく186gとなります)
■ オリジナル紙袋サイズの選び方について
当社既定サイズとしてご案内しているサイズではなく、オリジナルサイズにてご発注いただきました。
バッグファクトリーのオリジナル紙袋・ショッパーはフルオーダーメイドなので、既定サイズに限らず自由なサイズ設定が可能です。
マチ幅が横幅もしくは高さよりも大きい値になるなど、製造上無理のある寸法は作ることはできませんが、コンパクトなサイズから大きなサイズまで、お客様のご希望サイズで製作可能です。
サイズの基準は、中に入れる物のサイズにより異なります。
中に入れる物の大体のサイズが確定している場合は、それに合わせた設定が必要となります。入れる物のサイズ+幅とマチに1cmずつ、高さに5〜10cm程度の余裕を作るとちょうど良いサイズとなります。
中に入れる物が特に決まっていない、一般的なサイズで良いという場合には当社の既定サイズからお選びください。
当社のご案内する既定サイズは、あくまでサイズ選びに迷っている方への目安であり、規格サイズではないためオリジナルサイズにしたからと言ってコストが上がるということはありません。
お客様の既存の紙袋やショッパー、以前作成したことのある手提げ袋などと同じサイズで製作が可能です。
⇒オリジナル紙袋 サイズの選び方(オーダーガイド)
■ しっかりとした持ち手が人気のハッピータック
ハッピータックは、他のハンドルとは質感や雰囲気が異なります。他のハンドルは「紐」と呼べるような素材・形状なのに対して、ハッピータックはプラスチックの硬い素材となっています。かなり丈夫で、重いものや資料を入れて持ち歩くのには最適です。
特徴として、ハッピータックの根本の部分を合わせると、紙袋の開口部を閉じられるようになっています。
ハッピータックは、企業イベントや展示会の資料配布用手提げ袋の持ち手としてよく使用されています。機能的であるという側面に加え、見た目のカッチリとした印象も人気の理由のひとつです。
海外生産の場合、ハッピータックの基本カラーは白です。黒やその他のカラーも取り扱っておりますが、白よりもコストが上がりますのでご注意ください。
※国内生産の場合は、在庫カラーであれば一律同じ価格となっております。
ハンドル(紐)の種類と特徴については下記で詳しく説明しておりますのでご覧ください。
>>オリジナル紙袋のハンドルにはどんな種類があるの?特徴は?詳しく解説!<<
バッグファクトリーでは、オリジナルショッパー・オリジナル紙袋の製作をフルオーダーメイドで製造いたします!
最小ロット500枚〜、フルカラー印刷や大きなサイズの紙袋でも海外生産で格安で生産・納品させていただきます。
初めてのご発注でもご安心いただけるよう、納品までサポートさせていただきますので、ぜひ下記フォームからお気軽にお見積もりください。