オリジナル紙袋のデザインと印刷について

オリジナル紙袋は、店舗や企業のイメージを高めるだけでなく、販促効果やブランディング効果も期待できる優れた製品です。
魅力的なオリジナル紙袋を作るには、どのようなデザインや印刷方法を選ぶべきなのでしょうか? また、安く紙袋を製作するには? 印刷内容に合った用紙の選び方は?
このページでは、オリジナル紙袋のデザインと印刷について、基本的な知識やポイントをご紹介します。初めてのご注文で何から考えれば良いのかがわからない方も、ご注文経験のある方も、ぜひオリジナル紙袋を作る際の参考にしてください。

製作事例

これまでに当社で製造した製品の一部をご紹介します。
ページ内のお見積もりフォームから簡単にお見積もり依頼いただけます。

  • エンボス加工と浮き出し箔で高級感のあるショッパー

    晒クラフト紙 180g
    W200×H170×D100mm
    エンボス加工、箔押し+浮き出し

    最小ロット500枚~

  • 白のロゴ印刷が素敵なオリジナル紙袋

    未晒クラフト紙 180g
    W330×H260×D100
    1色印刷(白・2回刷り)

    最小ロット500枚~

  • ネイビーのリボン結びでおしゃれなショッパー

    晒クラフト紙 120g
    W220×H200×D100mm
    1色ベタ印刷 リボン結び

    最小ロット500枚~

  • 浮き出し箔で高級感のあるショッパー

    コート紙 180g マットPP
    W270×H200×D120mm
    1色ベタ印刷、箔押し+浮き出し

    最小ロット500枚~

  • ワンポイントの箔押しがおしゃれなオリジナル紙袋

    コート紙 157g マットPP
    W320×H260×D110mm
    1色ベタ印刷+箔押し

    最小ロット500枚~

  • かわいいイラストの全面フルカラーショッパー

    コート紙 157g マットPP
    W420×H310×D110mm
    4色フルカラー印刷

    最小ロット500枚~

  • 紙芯入りパイレン紐を立たせたオリジナル紙袋

    コート紙 157g グロスPP
    W230×H320×D80mm
    1色ベタ+1色印刷、OFJ

    最小ロット500枚~

  • ナチュラルな雰囲気のかわいらしいお菓子ショッパー

    未晒クラフト紙 120g
    W180×H150×D100mm
    1色印刷

    最小ロット500枚~

  • やさしい雰囲気でかわいらしい小さなオリジナル紙袋

    コート紙 157g マットPP
    W110×H180×D80mm
    1色ベタ印刷

    最小ロット500枚~

  • 短納期国内生産のオリジナルショッパー

    コート紙 157g マットPP
    W320×H300×D110mm(規格サイズ)
    1色印刷(ベタ無し)

    最小ロット500枚~

  • ツイストロープ縦留めの1色印刷オリジナル紙袋

    カード紙 190g マットPP
    W220×H270×D120mm
    1色印刷(ベタ無し)、縦留め

    最小ロット500枚~

  • 国内生産短納期・かわいらしいオリジナルショッパー

    晒クラフト紙 120g
    W270×H220×D120mm
    2色印刷、OFJ

    最小ロット3000枚程度〜

  • サテンリボンの結び方がおしゃれなオリジナル紙袋

    コート紙 157g マットPP
    W220×H185×D80mm
    1色+1色ベタ印刷、リボン結び

    最小ロット500枚~

  • フルカラー総柄の可愛らしいショッパー

    コート紙 157g マットPP
    W170×H200×D80mm
    フルカラー印刷

    最小ロット500枚~

  • 高級感あふれる、シルバー箔押しのシックな紙袋

    コート紙 157g マットPP
    W300×H260×D100mm
    1色ベタ印刷、箔押し

    最小ロット500枚~

オリジナル紙袋の用紙について

■ コート紙について


コート紙とは、紙の表面を薬剤でコーティングした、印刷用の紙です。
表面が滑らかで光沢があるので、色や文字が鮮やかに映えます。フルカラーやグラデーションなど、精細な表現が可能で、印刷適性が高いのが特徴です。また通常の紙と比べて耐水性があり、表面のコーティング剤により水分を吸収しにくいので、雨や汗などに濡れても比較的形を保つことが可能です。
紙自体にツヤや厚みがあり、さらにPP加工が必須となっているので高級感や品質感を演出できます。箔押しやエンボスなどの加工も効果的です。


■ 晒クラフト紙・未晒クラフト紙について


晒クラフト紙とは、未晒クラフト紙を漂白して白くした紙のことです。
未晒クラフト紙とは、漂白していないそのままの茶色いクラフト紙のことです。ともに針葉樹の繊維が原料で、丈夫で破れにくいのが特徴です。
晒クラフト紙の魅力は、白色でインクの色が印刷できれいに発色することです。コート紙までとはいきませんが、ロゴやイラストなどを鮮やかに表現できます。


未晒クラフト紙の魅力は、木の色そのままの茶色でナチュラルな温かみがあり、エコロジーなイメージを与えることです。
オーガニック感や手作り感を出したい場合や、自然や健康に関する商品をラッピングする場合にもおすすめです。

オリジナル紙袋のデザインについてのポイント

オリジナル紙袋のデザインは、目的やターゲットに合わせて考えることが非常に大切です。
以下に、オリジナル紙袋のデザインにおける重要なポイントをいくつか挙げます。


〈ロゴや文字は大きく見やすく配置〉
オリジナル紙袋は、持ち歩くことで周囲に店舗や企業の存在をアピールできます。「歩く広告」とも呼ばれるほどどの宣伝効果を発揮しており、紙袋のデザインによっては強く周囲の目を引くでしょう。


アピールのためには、ロゴや文字は大きく見やすく配置することが効果的です。
ロゴが少し離れたところからでも視認できれば、企業名や店舗名、ブランド名が見た人の印象に残ります。また、文字に目が行きやすいよう、色やフォントもシンプルで統一感のあるものを選ぶのがおすすめです。


〈素材や色はイメージに合わせて選ぶ〉
オリジナル紙袋の素材や色は、店舗や企業のイメージに合わせて選ぶことが重要です。例えば、高級感や上品さを出したい場合は、厚手のコート紙や、オプションの箔押し印刷などを用いると効果的です。
逆に、カジュアルやナチュラルな雰囲気を出したい場合は、晒クラフト紙や未晒(茶色)クラフト紙などがおすすめです。


オリジナル紙袋印刷のコツを解説!

〈写真やイラストを効果的に使う〉
ロゴを配置するだけでも立派なオリジナル紙袋ですが、よりデザインにこだわりを持ちたい方は、写真やイラストを使うことをお勧めいたします。
写真やイラストを使うことで情報が増える他、華やかになって目を引きやすくなることもあります。
フルカラー印刷で全面に花柄やおしゃれなイラストを印刷すれば、一気にオリジナリティがアップします。自分でイラストを描かれる方は、自在に紙袋の印象を変えることもできるでしょう。


イラストは描けないという方も、写真をつかっておしゃれな紙袋を作ることができます。
モノクロの写真を使えば、ファッションブランドのごとくかっこよくスタイリッシュに仕上げることも可能ですし、フルカラーの写真を加工してイラストのように使うことも可能です。使うイラストや写真が魅力的であるほど、周囲の人の目を引く仕上がりになります。


オリジナル紙袋に写真やイラストを入れることで、視覚的に魅力的にすることができます。
しかし、使いすぎると逆にごちゃごちゃした印象になりかねません。シンプルでわかりやすいオリジナル紙袋を作りたい場合、写真やイラストは必要最低限に抑えて、ロゴや文字とのバランスを考えることも重要です。


〈ベタ印刷を活用〉
ベタ印刷とは、紙袋の表面の30%以上を同じインクで塗りつぶす際の呼称です。
インクの使用量が多いと印刷代が上がるため、ベタ印刷と呼んで区別しています。どういうときにベタ印刷を使うことが多いかというと、紙の色を好きな色に変えたいときです。


当社で扱っている紙はコート紙、晒クラフト紙、未晒クラフト紙の3種類です。
コート紙と晒クラフト紙は白く、未晒クラフト紙は茶色です。それ以外の色の用紙は取り扱っていません。
そのため、白かクラフト色(薄茶)以外の色の紙袋を作りたい場合、表面にベタ印刷で全体を好きな色で印刷することで実現可能です。


ロゴ色を「抜き」でデザインすることで、ロゴの部分のみ紙の色で表現されます。
例えばコート紙に黒の1色ベタ印刷をする場合、真っ黒の紙袋にロゴは白で表現されます。黒以外の色でも同様です。未晒クラフト紙の場合はロゴが未晒色(薄茶色)となります。


こういったベタ印刷は、紙の表面に色を入れているだけなので、紙袋の内側は紙の色そのままです。
内側にも色を入れたい場合には「内面印刷」オプションを利用する必要があります。
内面印刷は、紙袋の内側(+底ボール)を任意の色でベタ印刷することが可能です。あえて表面とは別の色にしたり、イラストや柄を入れることも可能です。

オリジナル紙袋の印刷方法の種類

バッグファクトリーで取り扱っているオリジナル紙袋の印刷方法は、大きく分けて以下の2種類があります。


〈オフセット印刷〉
バッグファクトリーにおいて基本的な紙袋印刷の方法です。色数が多くても綺麗に仕上がります。
1色、2色などの特色を利用した単色や多色印刷から、CMYKを掛け合わせたフルカラー印刷まで多様な印刷表現が可能です。
オフセット印刷を利用したオリジナル紙袋製作は自由度が非常に高く、サイズや素材、印刷色、持ち手(ハンドル)の種類、オプションなどすべてを自由に決めることが可能です。
サイズを大きくしたり印刷色数を多くしたり、オプションを盛ったりと、こだわりを詰め込むほどコストは高くなっていきます。


〈フレキソ印刷〉
輪転機を使った、大量印刷向けの印刷方法です。印刷から製袋まで機械で自動的に行われます。用紙と印刷、持ち手(ハンドル)の種類が限定され、オプションの利用はできません。
ただ、オフセット印刷に比べて非常に低コストになるため、激安でオリジナル紙袋を大量に生産したいお客様には最適です。


オリジナル紙袋のデザインと印刷についてのまとめ

オリジナル紙袋の製作ならBAG-FACTORY.ONLINEにお任せください。
BAG-FACTORY.ONLINEは、価格・品質・納期にこだわり、お客様に満足いただけるオリジナル紙袋製作を誠意を持ってサポートいたします。
お見積もりのほか、デザインや印刷方法のご相談もお気軽にお問い合わせください。