自由度が高いからこそデザインに悩む紙袋・ショッパー製作


BAG-FACTORY.ONLINEでは、既製品を使わず全てフルオーダーでオリジナル紙袋製作をしております。
フルオーダーでは、サイズ用紙の種類紐の種類各種オプション等全てを自分の思う通りにカスタムできるという大きな強みがあります。
これだけでもオリジナリティが発揮できますが、オリジナル紙袋でいちばんメインとなる要素といえば「印刷デザイン」です。紙袋のほとんどの第一印象は、印刷内容で決まると言っても良いでしょう。
コスト削減で素材をいたって平凡なものにしても、印刷内容が個性的であればそれだけで最強にオリジナリティのある紙袋が製作できます。

とはいえ、初めてオリジナル紙袋を作る形やデザイン経験の無い方にとっては、綺麗なイラストや斬新なデザイン、おしゃれなデザインはハードルが高すぎますよね。
このコラムでは、デザインが苦手な方でもロゴさえあれば簡単におしゃれな紙袋やショッパーのデザインができるよう、たくさんの事例を用いてご説明します。
ショッパーのデザインで迷っている…という方は、ぜひ好みの雰囲気や、目的・用途に合ったデザインを探してみてください。
そして、自信を持って素敵なオリジナル紙袋・ショッパーのデザインをしてみてください!

※当社の入稿データ形式はAdobe Illustrator(aiデータ)となっております。
そのため、Adobe Illustratorをお持ちでない方は外部デザイナー様にご依頼いただくか、社内でAdobe IllustratorのインストールされているPCをお探しいただく必要がございます。
デザインツールは無いが配置するべきaiロゴデータは持っているという場合には、ロゴをご支給いただければ当社にてデータ作成作業を代行させていただくことも可能です。

コスト重視!ベタ無しワンポイントロゴ印刷

紙袋製作にそこまで予算を割けないという方には、シンプルな1色印刷がおすすめです。
シンプルなロゴをそのまま中央に配置するだけでも十分です。空いた空間にそれぞれオリジナルのロゴ、ひいてはおしゃれなフォントで打ち込んだテキストを配置するだけで、あっという間にデザインの完成です。

もし「シンプルすぎる」「もうすこしデザインの情報量を増やしたい」という場合には、プラスアルファで装飾を入れると良いでしょう。
シンプルにラインを引いてみたり、QRコードやHP、キャッチコピー等を追加して文字情報を増やすのもひとつの手です。

■ ロゴを囲む、紙袋に枠をつける

 



ロゴを囲むことにより、デザイン要素が増したように見えませんか?
線を太くするのか? 細くするのか? 転戦にするのか? 二重にするのか?……など、囲むにしても無数の選択肢があります。その感性は個人によりますので、自分のセンスや他の人の意見を信じてぜひ挑戦してみてください。

紙袋に枠線をつけるのもかなりおすすめです。
有名なハイブランドであるシャネルのショッパーも、中央に黒1色のロゴ+黒の枠というシンプルなデザインで作られていますよね。
ハイブランドのショッパーは、シンプルで洗練されたデザインが非常に多いので、オリジナルショッパー作りのヒントになるのではないでしょうか。

ただし枠をつける場合、4辺×4面で幅を均一にそろえる必要があるため、デザインツールを使いこなす必要があり、少し難易度は高くなっています。しかし、このひと手間でおしゃれレベルが格段に上がるのは間違いありません。
枠を付けてもマチや正面・背面のどこかしらが塗りつぶされていなければ1色ベタ無し印刷の扱いとなるので、ベタ印刷よりも安くなるのが嬉しいですね。

ちょっとした工夫でも、あれこれ考えて作ったデータは素敵です。ただのテキスト配置ではなくデザインなのだと主張できるデザインが誕生しますよ!

ピンクと黒の色合いが可愛いオリジナル紙袋

リボン結びがオシャレなオリジナルショッパー

■ 端ギリギリ、もしくはマチに飛び出すようにロゴを拡大

 



上の項目では空白をおしゃれに見せるタイプのシンプルなデザインでしたが、こちらでご紹介するのは大きなロゴでインパクトに残りやすい、派手さで印象付けるタイプのオリジナルデザインです。

ロゴが正方形や正円に近い形状、または縦長であれば左右にはみ出させるのがおすすめです。
横長のロゴであれば、天地のどちらかにはみ出させるのがおすすめです。
四隅のいずれかであれば、あらゆる形状のロゴでマッチするのではないでしょうか。

とにかく派手、印象に残るデザインをお求めであれば、ロゴをこれでもかと拡大してみてください!
注意点として、配置ロゴやイラスト等が画像データの場合、過度な拡大縮小は推奨いたしません。画像には「解像度」というものがあり、解像度が適正な値であるほどはっきりくっきりと綺麗な印刷になります。
解像度は、配置した時に適正値でも、拡大や縮小をすることでどんどん適正値から離れてしまいます。解像度が低くなると、印刷結果はぼやぼやと輪郭がぼやけてしまいます。
画像配置についての詳しい解説は、下記ページでご覧ください!
>>画像配置について〜オリジナル紙袋の入稿データ作成マニュアルその2〜

画像配置は解像度に注意を払わなければなりませんが、そうでない場合…イラストレーター(.ai形式、ベクターデータ)のロゴデータや、イラストレーター内で打ち込んだテキストデータには「解像度」という概念は無いため、拡大や縮小がいくらでも可能です。
気にすることや印刷結果を心配することがないので、イラストレーター形式のロゴデータ配置をお勧めいたします。


濃紺ベタ印刷の手提げ袋

■ 未晒クラフト紙へ白インクで印刷

 



未晒(茶色)クラフト紙とは、多くの方が「クラフト紙」と聞いて思い浮かべるであろう薄茶色のザラザラとして用紙です。
ショッパーや包装紙としてよく使用されているので、馴染み深い素材ではないでしょうか。
未晒クラフト紙の魅力は、下記コラムでたっぷり紹介しておりますのでよろしければぜひご覧ください!
>>未晒クラフト紙の魅力を解説!安くて丈夫なオリジナル紙袋・ショッパー製作

そんな未晒(茶色)クラフト紙ですが、他の用紙では実現できないある特殊な印刷があります。
それが白印刷です。
他の用紙では実現できない理由はたったひとつ「紙自体が白いから」です。
白インクとはそのまま、白色のインクです。ほとんどの印刷物は白い紙に印刷されていると思いますが、そういった印刷物の白色部分は、紙の色そのものです。カラーの印刷内容のうち、白くしたい部分は印刷をしない(抜きを作る)ことで白を表現するのです。水彩画を描いたことのある方はピンとくるかもしれません。

一方、未晒(茶色)クラフト紙には白い部分がありません。そのため、「白いインクで印刷する」ということが可能なのです。
未晒(茶色)クラフト紙は素材自体が特徴的で、ナチュラルな質感や見た目が魅力です。そのためロゴはどこかにポンと配置するだけでもなんとなくおしゃれで見栄えがします。
特殊な白の印刷でロゴ印刷をすることで一段階上のおしゃれ感、垢抜け感が演出できるのです。



ベタ印刷+白抜きでシンプルながら印象強いデザイン

1色ベタ無し印刷と対をなすのがベタ印刷です。
紙袋全体に色を入れるので、紙袋の見た目をまるっと変えてしまう力があります。ベタ色は1色の場合特色(PANTONEもしくはDIC)印刷となりますので、綺麗で鮮やかなベタ印刷をすれば個性は存分に発揮できます。
ベタ印刷は紙の色を自由にコントロールできるので、色を拘れば、ロゴは驚くほどシンプルでも見映えがしておしゃれになる魅力があります。

ベタ印刷の定義は、ひとつの面に対して30%以上同じインクで塗りつぶしていることなので、全面のベタはもちろん、マチのみベタにする場合や面の半分だけ塗りつぶす場合にもベタ判定となります。
また通常、ベタ印刷は紙袋の表面(ひょうめん)のみを塗りつぶす印刷方法です。そのため、紙を裏返したところは紙本来の色のままです。髪を裏返した部分は、紙袋では内面となります。
内面にもベッタリ色を入れたい場合には、オプションで内面+底板印刷が必要となりますのでご注意くださいね。

ベタ印刷オリジナル紙袋の実績一覧・お見積もりはこちら

■ シックでスタイリッシュなデザインなら黒ベタ印刷

 



メンズアパレルやワイン、ハイブランドなど、おしゃれで大人っぽい、クール、高級指向のショッパーに人気があるのが黒ベタ印刷です。
とくに人気の組み合わせがコート紙のマットPP加工です。
マットPP加工とはコート紙用の表面加工で、ツヤを消して滑らかな手触りになります。
ただし濃色ベタ印刷+マットPP加工は、些細な傷が目立ちやすいというデメリットもあります。そのため、少しコストは高くなってしまい真syがアンチスクラッチマットPPという、傷がつきにくいマットPP加工をおすすめします。

ロゴは白抜きではなく、オプションの箔押しでプリントするのもおすすめです。
箔押しにすることで、ロゴにキラキラと金属のような光沢がれきるので、さらに高級感が増して特別なショッパーに。
シックで大人っぽい、ロイヤルな雰囲気は黒に限らず、ネイビー、ダークグリーン、ボルドーなど他の濃色もおすすめです。
濃色ベタ印刷は基本的に2回刷りが必要となるため、特に国内生産では印刷コストが高くなりがちです…が、それだけの魅力がありますよね。

高級感あふれるオリジナル紙袋


フルカラー印刷で美麗&華やか&賑やかなデザインに

印刷といえば!の印象が強いフルカラー印刷
1色印刷よりも印刷コストは高いですが、フルカラーにしかできない表現はたくさんあります。
CMYKのプロセスカラーによりあらゆる色を表現でき、混色もグラデーションも思いのままです。
写真を印刷するのも、イラストを印刷するのも、総柄を印刷するのも、非常に個性的なオリジナル紙袋ができあがるでしょう。
フルカラーショッパーについてのコラムもありますので、よろしければご覧ください。
>>企業のブランディングやアピールにぴったりのフルカラーオリジナルショッパー

■ 全面フルカラーの印刷で、唯一無二のおしゃれ紙袋

フルカラー総柄の可愛らしいショッパー

かわいい動物たちの全面フルカラーオリジナル紙袋

■ コミケや展示会などイベントに!イラストや画像のフルカラー印刷

グロスPPのフルカラーイラスト紙袋


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