紙袋の仕様を理解して、おしゃれで魅力的なオリジナル紙袋を作ろう


お店で使用するショッパーや、イベント・展示会用の紙袋、会社で資料を配布するための手提げ袋など……その企業やショップに合ったオリジナルショッパー・オリジナル紙袋を作ることは、利用者・消費者へのアピールに最適な方法です。紙袋がアフターユースに優れ、何度も繰り返し使われやすいことを考えると、その広告効果は見逃せるものではありません。
初めてご注文いただく方や、既存とは全く違った紙袋製作を検討中の方の中には、どのような紙袋の仕様が適しているのかわからない方もしらっしゃるのではないでしょうか。発注する際の基本的な仕様を理解することで、限りなく理想に近い紙袋製作を実現させることができるのです。大きなサイズの紙袋や小さなサイズ紙袋、ベタ印刷やフルカラー、こだわりのオプションなどなど、フルオーダーであればすべて自由にカスタムすることが可能です。

今回は、紙袋制作をオーダーする際の基本的な仕様や、ワンランク上のショッパーを作るためのオプションについて解説します。
このページを読めば、紙袋の基本的な仕様も特殊な仕様も理解できるようになり、お見積もり依頼もラクラク!
あなたも、世界にひとつだけのオリジナル紙袋、ショッパーを作ってみませんか?

①オリジナル紙袋・ショッパー製作の基本!紙袋サイズの選び方

紙袋・手提げ袋のサイズは 横幅(W)×高さ(H)×マチ(D)で表記されます。
海外生産の場合は工場の規格サイズが存在しないため、初めて紙袋を発注するけれどサイズがわからないお客様や、とりあえず一般的なサイズで製作を希望するお客様向けに当社が目安として既定サイズをご提案させていただいております。

既定の中に希望サイズがない場合でもご安心ください。お客様の完全オリジナルサイズで製造が可能です。
特にショッパーの場合は、販売する商品の種類によって、その商品に最も適した紙袋のサイズを決定する必要があります。また、サイズがコストに影響することも重要なポイントです。
入れるものが決まっている場合は、入れるものに対して左右前後に+10mmがフィットサイズです。高さは50~100mm程余裕があるのが望ましいとされます。

国内生産の場合は、規格に合わせることで安価にオリジナル紙袋・ショッパーの製作が可能です。工場の機械に合わせた規格サイズで少しでもコストを安くしつつ、オプションを追加するなど他の部分にこだわるのもおすすめです。
紙袋のお見積もりフォームからは海外の規定サイズしか選択することができませんが、当社スタッフがお見積もり内容を確認させていただく際に国内生産が最適だと判断した場合、国内規格サイズでお見積書を発行させていただきます。

国内生産の規格サイズは、横幅(W)とマチ(D)のみが設定されており、高さ(H)は20mm刻みで設定することが可能です。
ただし、紙袋の構造上マチ(D)寸法以下の高さ(H)は設定不可となりますのでご注意ください。

・W320 D110mm
・W280 D80mm
・W260 D100mm
・W260 D80mm
・W220 D65mm
※高さは20mm刻みで設定

②オリジナル紙袋・ショッパー製作の要!用紙の選び方

使用する用紙によって、紙袋の雰囲気は変わります。素材の特徴や材質ごとの違いを理解することで、より理想のオリジナル紙袋製作に近づくのです。
バッグファクトリーのオリジナル紙袋は、コート紙、晒クラフト紙、未晒クラフト紙の3種類の素材(用紙)から、雰囲気や用途に合わせて自由にお選びいただけます。

■ コート紙

 

コート紙とは、紙の表面がコート剤でコーティングされている素材です。
紙の表面がコーティングされて表面がツルツルとして光沢があり、印刷適性が高いのが特徴です。
写真やイラストなど繊細な色の印刷再現に優れています。一般的には新聞の折り込み広告やチラシ・フライヤー・写真を多く使用したパンフレット等に使われているツヤツヤした用紙です。薄手のものから厚手のものまで広く存在し、オリジナル紙袋に使われるのは厚手のコート紙です。
表面加工は、光沢の強いグロスPP加工もしくは艶消しタイプのマットPPの2種類があります。

バッグファクトリーで扱っているコート紙の厚みは、基本的に157g、180g、200gの3種類です。
標準的な厚みは157gで、日常で見かけるコート紙の紙袋のほとんどがこの厚さです。コンパクトなサイズの紙袋やA4サイズ程度のごく普通のサイズの紙袋では157gで十分に丈夫な紙袋となります。当社基準で、ギフトサイズ(W420×H310×D110mm)以上のサイズは180g以上の厚みを推奨しております。

コート紙のオリジナル紙袋実績一覧はこちら

■ 晒クラフト紙

 

クラフト紙といえば、一般的には原料である木材の色をそのままに残した茶色が有名(※未晒クラフト紙)ですが、晒クラフト紙は、未晒クラフト紙を漂白して白色にした素材のことです。
漂白していることで未晒クラフト紙よりもやや強度は落ちてしまいますが、クラフト紙は元々繊維が長く強度があるため、丈夫で破れにくいのが特徴です。
バッグファクトリーで扱っている晒クラフト紙の厚みは、基本的に120g、150g、180gの3種類です。
標準的な厚みは120gです。当社基準で、Lサイズ(W330×H445×D100mm)以上のサイズは150g以上の厚みを推奨しております。

晒クラフト紙のオリジナル紙袋実績一覧はこちら

■ 未晒クラフト紙

 

未晒クラフト紙とは針葉樹を原料としたクラフトパルプを使用した、薬品で紙を漂白していない(晒していない)クラフト紙のことです。
一般的に「クラフト紙」と言われて想像する紙が未晒クラフト紙になるでしょう。未晒クラフト紙は漂白をしていないため、木の色(茶色)がそのまま残った用紙です。強度を十分に保ったまま素材として使用ができます。
一般的に、安価に使用する紙の種類として適しているのはクラフト紙です。クラフト紙は高密度の紙で、耐久性が高く、長持ちします。また、リサイクルも可能なので、紙袋の製造には最適な素材です。

バッグファクトリーで扱っている未晒クラフト紙の厚みは、基本的に120g、150g、180gの3種類です。
標準的な厚みは120gです。当社基準で、Lサイズ(W330×H445×D100mm)以上のサイズは150g以上の厚みを推奨しております。

未晒クラフト紙のオリジナル紙袋実績一覧はこちら

③オリジナル紙袋・ショッパー製作の醍醐味!印刷の選び方とデータ作成

 

・1色印刷:1色(主に特色)でベタ無しワンポイントで印刷
・2色印刷:2色(主に特色)を使ってベタ無しワンポイント印刷
・フルカラー印刷:CMYKの掛け合わせ(プロセスカラー)で印刷
・1色ベタ印刷:1色(主に特色)でベタ印刷
・2色ベタ印刷:2色(主に特色)でベタ印刷
・1色ベタ印刷+1色印刷:1色でベタ印刷をし、別の1色でワンポイント印刷
・その他要ご相談

どの印刷に該当するのかわからないというお客様は、先にデザインイメージをお送りいただけましたら当社にて確認させていただきます。
デザインイメージを事前にお送りいただければ、正確にお見積もりさせていただくことが可能です。

入稿データの作成には、当社よりお送りするテンプレートデータをご利用ください。
ご発注のご連絡をいただきましたら、お客様の専用サイズでテンプレートを作成してお送りします。データの作成・ご入稿にはAdobe Illustratorが必須となっております。ソフトをお持ちでない方は、データ作成を外注いただくか、内容によっては当社でのデータ作成も可能ですのでご相談ください。
※当社でのデータ作成は、印刷するロゴデータのご支給や配置のご指示が必要となります。

④オリジナル紙袋・ショッパー製作の仕上げ!ハンドル(紐)の選び方

使い心地がよく、適度な強度のあるものを選ぶことが大切です。さらに、ハンドルは紙袋にしっかりと固定されている必要があります。そうすることで、紙袋が壊れたり破れたりすることなく、安全に商品を持ち運ぶことができるようになります。
バッグファクトリーで扱っているハンドルの一覧は下記です。

・アクリルスピンドル
・アクリル平紐
・パイレン(エクセルフィラメント)
・ツイストロープ
・サテンリボン
・グログランテープ
・紙単丸紐
・ハッピータック
・手穴

かわいい雰囲気、やさしさのある紙袋、大人っぽい雰囲気、お堅い雰囲気、高級感のある雰囲気など、ハンドルを変えるだけでもある程度演出が可能です。紐の種類の他、色にもこだわることでさらに紙袋全体の質がアップします。
詳しくは下記バナーからオーダーガイドページでご覧ください。

応用技やオプションで差をつけよう!


用紙、紙袋サイズ、印刷色数、ハンドルが決まっていれば、お見積もりフォームへ入力する必須情報に関しては問題ありません。
あとはお見積もり価格に問題がなく、データ作成ができればもう完成したも同然です。基本的な紙袋・ショッパーであれば、ここまで説明した4点が決まっていれば生産可能です。
しかし、人間の欲は尽きないもの。もっともっと拘りたい!もう一歩踏み込んだデザインで、さらに素敵なオリジナル紙袋を作りたい!あのブランドのショッパーのようにおしゃれで魅力的なショッパーを作りたい!……など、考え始めたら希望がたくさん沸いてくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん、用紙の素材とサイズとハンドルの組み合わせは数え切れないほどパターンが存在する上、印刷内容がオリジナルデザインになるのでその時点でもう世界にひとつだけの紙袋は出来上がっています。
そこに特殊な仕様を乗せることで、より印象も個性も強い究極のオリジナル紙袋、オリジナルショッパーが完成します。
具体的には、基本仕様にオプションを加えることです。オプションの追加は自由で、されないお客様もたくさんいらっしゃいます。オプションを追加するとその分コストが上がるため、安価にオリジナル紙袋を製作したい方は基本仕様のみでご発注いただくことをおすすめします。
逆に、多少コストが上がっても実現させたい仕様がある場合にはぜひオプションの追加がおすすめです!紙袋やショッパーのクオリティがぐんと上がりますよ。

下記からは、実際の製作実績のご紹介をまじえて、オプション追加の説明を軽くさせていただきます。

高級感アップ!ブランドショッパーにおすすめの箔押し

 

淡いピンク色の紙袋に白のサテンリボン、金色の箔押しロゴがあることで、可愛らしさの中にキラリと高級感が光る素敵なショッパーをご発注いただきました。

箔押しとは、金・銀などの箔を金属の型を使って用紙に貼り付ける加工です。熱と圧力で型の絵柄やロゴを貼り付けるので、別名ホットスタンプとも呼ばれます。当社でご案内するオプションの中でも一番人気となっております。
基本的には金と銀ですが、黒の箔押しもございます。他のカラーも在庫によっては対応可能な場合がありますので、もしカラー箔をご希望のお客様はご相談ください。

箔押しには艶あり・艶無しの2種類があり、いずれもご選択いただけます。箔押し部分は金属質のメタリックな光沢があり、光に反射してキラリと輝きオリジナル紙袋・ショッパーに高級感を与えます。無地の紙袋またはベタ印刷を施したオリジナル紙袋に箔押しでロゴを印刷するだけで特別感があります。
コスメブランド用のおしゃれなショッパーや、ジュエリー、高級スイーツのショッパーとしても人気です。
ワンポイントで箔押しロゴが印刷されているだけで、紙袋のクオリティが底上げされたように高級感を感じることができます。

紙単丸紐の付け方を工夫!OFJタイプのオリジナル紙袋

 

写真のように紙袋本体の内側折込部分に切れ込みを入れ、そこから紐を出す形のことです。こういった紐の取り付け方をOFJと呼びます。通常は紙袋の正面と裏面側の上部に紐を通すための丸い穴を開け、そこに紐を通して結ぶ「穴あけ紐通し」という方法でハンドルを取り付けます。
OFJタイプは、当社で扱っている「紙単丸紐」もしくは「紙芯入りアクリルスピンドル」の2種類のハンドルでのみ製造が可能です。ハンドルについて詳しくは【こちら】

見た目の大きな特徴として、紙袋に紐を通す穴が無い点、紐が垂れ下がることなくピンと自立する点です。OFJはその仕様上、取り付け可能な紙袋の最低サイズが決まっております。幅が規定以下になるとOFJの紐幅が合わなくなってしまうため、製作が不可となります。この最低幅については海外生産と国内生産で異なっております。
また国内生産の場合、OFJタイプはオリジナルサイズでミニマムロット3000枚、規格サイズでミニマムロット2000枚となりますのでご注意ください。
オリジナル紙袋 OFJについて詳しい解説は【こちら】

紙袋の口をリボン結びで留める!箔押しもおしゃれなこだわりショッパー


持ち手紐のグログランテープとは別に、紙袋の口を簡易的に留めるための細いグログランテープが付いています。
このグログランテープの取り付け方は、縦留めという方法です。縦留めは紙袋に丸い穴を開けずに、口折部分(紙袋開口部の折り返し部分)の近くに切り込みを入れ、そこから紐を出す方法です。穴を開けないので、紙袋の印刷デザインに穴の存在を考慮する必要がありません。またスタイリッシュに見える点も人気のポイントです。
こちらのオリジナル紙袋は「縦留め」「箔押し」「リボン結び」「内面+底板印刷」と多くのオプションをご利用いただいており、非常におしゃれで個性的な仕上がりとなりました。

コスメや雑貨のショッパーにも大人気のおしゃれなリボン結び


穴あけ紐通し(※一般的な紙袋のハンドルの取り付け方で、紙袋の正面と裏面側の上部に紐を通すための丸い穴を開け、そこに紐を通して結ぶ方法)で取り付けたハンドルの端を、紙袋の正面側でリボン結びにする加工です。
サテンリボンもしくはグログランテープでこちらの加工が可能です。正面側にリボンが見えるので、非常にかわいらしくおしゃれです。かわいらしい雰囲気のギフト梱包やガーリーな雰囲気のファッションやコスメのブランド、甘いスイーツの店舗ショッパー等におすすめです。
こちらのオリジナルショッパーは、リボンを含めモノクロ調になっているので、かわいらしさがありつつもシックで上品な印象を受けますね。
たとえば紙袋の色を黄色ベタ、サテンリボンを白にすれば明るくかわいい印象になりますし、紙袋の色を黒ベタ、サテンリボンを燕脂色にすればドキッとするような大人っぽさがある印象にもなります。
印刷の色やデザイン、サテンリボンの色によって印象を様々に変えるところも、オリジナルショッパー製作の面白いところです。どんな仕上がりになるのか気になる場合、発注前に有料で校正サンプルの作成も可能となっております。ご希望の方はお見積もりの際にお申し付けください。

内面印刷で完成度アップ!高級感のあるブライダル用紙袋

 

一見、オモテ面にワンポイントロゴを印刷してあるシンプルな紙袋ですが、広げるとマチと内面全体にベタ印刷がされています。
ハンドルの金色ツイストロープと合わせ、高級感にこだわった素敵な結婚式用のオリジナル紙袋となっております。

紙袋は通常、内面には印刷がされていません。表面にベタ印刷をしたとしても、袋の内側はコート紙と晒クラフト紙であれば白、未晒クラフト紙であれば茶色といったように、元々の用紙の色となっております。内面全体に色や柄を入れる場合には内面印刷のオプションを追加していただく必要があります。
また内面印刷と合わせて「底板印刷」も必要です。底板印刷というのは、紙袋の中の底に入っているボール紙へ印刷をすることです。底ボール無しの場合には関係ありませんが、内面印刷をご指定の場合には自動的に底ボールの印刷も含まれます。
コート紙への内面印刷の場合も、内面印刷は基本的にニス引きとなります。マットPPやグロスPPをご希望の場合はお申し付けください。
内面にも印刷を入れることで、隅々までこだわったオリジナル紙袋・ショッパーとなります。高級感や上質な雰囲気も出ますので、印刷をとことんこだわりたいお客様にはおすすめです。


大きなサイズでマチも広いオリジナルショッパー

 

大きなサイズの紙袋を使うことで、お店や組織、ビジネスにとって様々な利点があります。ひとつは、商品を魅力的に演出できることです。大判の紙袋は、見た目にインパクトがあるだけでなく、様々な商品を入れるスペースがあるため、買い物客の目を引くには最適です。

さらに、大きな紙袋はブランディングの面でも有効です。紙袋に店名やロゴを印刷することで、簡単にビジネスをアピールすることができるのです。紙袋の表面積が大きいので、ロゴを大きくしたり、より複雑なデザインにすることも可能です。