レジャーシートバッグとは?素材の特徴&オリジナル製作事例のご紹介

レジャーシートバッグのことをご存知でしょうか?その名の通り、レジャーシートと同じ素材を使ったエコバッグのことです。
バッグファクトリーではコットンバッグや不織布バッグ、ポリエステルの折りたたみエコバッグやタイベック保冷バッグなど、様々な素材のオリジナルエコバッグ製作をご発注いただけますが、中でもかなり特徴的な素材「レジャーシート素材」のエコバッグをご紹介します。
このページでは、レジャーシートバッグへの知識を深め、魅力を存分に知っていただくため、素材についての説明や、印刷について、発注の際の注意点、制作事例などについてを掲載します。

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レジャーシートバッグとは?

レジャーシートバッグに使われている素材は、ポリエチレンを主流な素材とした、軽量で耐水・防水性のある丈夫な素材です。遠足やピクニック、アウトドアで地面に敷くシートや、運動会や屋外のイベントでよく使われるブルーシートを想像していただくと想像しやすいかと思います。
そんなレジャーシート素材のエコバッグは、家具やインテリアを扱う大型店舗のショッパーとして使われていたり、小さいサイズのものが100均で売られていたりと日常で見かけることもしばしばあります。

レジャーシートバッグの特徴として、まず耐水性に優れ、汚れに強い点があります。レジャーシートやブルーシートのように、雨が降っても泥がついても生地に水分が浸透しにくくなっています。
次に、軽量である点です。他の布生地のエコバッグと比べても硬めの素材ですが、見た目に反して非常に軽い素材となっています。大容量の大きなサイズのバッグを作成してもバッグ自体は軽いため、持ち運びに便利です。素材が硬いため、折りたたみ型には向いていません。
何より、以上のような優れた特徴を持ちながら非常に丈夫である点がおすすめのポイントです。耐水性に優れ、軽量で持ち運びがしやすく、更に丈夫。
アウトドア(ピクニック・キャンプ・バーベキューなど)での活躍はもちろん、水場のレジャー施設や雨が想定される屋外のイベントに持っていくエコバッグとして活躍してくれるエコバッグがレジャーシートバッグです。
詳しくはこちらのページでもご確認いただけます。

レジャーシートバッグの形状・持ち手紐の仕様について

 

レジャーシートバッグの持ち手は、PP紐もしくは本体共生地がお選びいただけます。
PP紐は幅数センチの丈夫な平紐です。基本的に工場の在庫からご希望カラーに近いものを選定させていただきます。共生地の場合は白もしくは本体の印刷カラーと同色、もしくは任意の印刷カラーで対応可能です。
持ち手クロス縫いをすることで、持ち手の丈夫さと安定感をさらにアップさせることが可能です。持ち手クロス縫いとは、本体とのつなぎ目に×印のステッチを入れて補強することです。レジャーシートバッグは大きなサイズでご発注いただくことが多く、重量のあるものを入れて持ち歩くことを想定すると、この加工は重要です。


また、PP紐はジャガード織という加工も可能です。ジャガード織とは、プリント生地とは異なり、デザインを生地に織り込むことです。これを施すことで、任意の文字やデザインを持ち手に織り込むことが可能です。
ジャガード織の最低発注ロットは2000枚です。基本的な持ち手であるPP紐や本体との共生地は、最低発注ロットが1000枚となっております。持ち手に関してご希望がある場合は、お見積もりの際にご相談ください。

レジャーシートバッグの印刷について

レジャーシートバッグへの印刷は、グラビア印刷という印刷方法が使われています。
グラビア印刷は凹版印刷の一種で、製版時の凹版部の深さや形状の設定に融通が利くためインキの転移量の幅が広くなっています。微細な濃淡表現に優れているため印刷の再現性が高く、繊細なデザインも非常に綺麗に再現することが可能です。さらに版の耐久性が高く大ロットの印刷に向いているなど、優れた点が多くありますが、版代が高額になるという悩ましい点もあります。版代が高いため、小ロットの対応が難しく、経済ロットが多くなりがちです。バッグファクトリーのオリジナルエコバッグ製作は多くが最低ロット500枚であるのに対し、レジャーシートバッグは最低1000枚以上で、経済ロットは約5000枚程度です。
グラビア印刷はレジャーシートバッグのほか、業務用保冷バッグやポリ袋への印刷にも使用されています。

レジャーシートバッグの生地色は基本的に白のみとなっております。白以外のカラーでバッグを作成したい場合、コットンやポリエステル等のように染色により素材に色を付けるのではなく、表面への全面印刷によりベースカラーを入れます。この時、印刷をするのはバッグの表面のみとなりますので、バッグの内側は白のままとなります。
例えば、ネイビーの生地に白いロゴを入れたい場合、エコバッグの表面全体にベタでネイビーを印刷し、ロゴ部分を白抜きにして表現します。ロゴが白以外の場合はネイビーにもう1版追加となります。つまり、デザインに白以外の色が入る場合は白以外の色数分の版が必要になります。グラビア印刷は版代が高額のため、多色になるほどコストは上がります。

レジャーシートバッグご発注の注意点

これ以前の項目でも触れましたが、レジャーシートバッグの最低ロットは基本的に1000枚です。持ち手をジャガード織にする場合は最低ロットが2000枚、経済ロットを考えると5000枚を推奨しています。レジャーシートバッグは大ロットでのご発注がおすすめです。
大ロットをおすすめする理由として、レジャーシートバッグがグラビア印刷であることもひとつです。グラビア印刷は非常に綺麗に印刷できる印刷方法ですが、版代が高額になるため、ロットが少ないとそのぶん割高になってしまいます。色数が増えるほど版が増えるため、コストを安く抑えたいお客様には注意が必要です。

納期は通常船便の場合で約60〜65日程度です。海外工場での生産となるため、輸送の期間が長くなってしまいます。航空便を使えば約35〜40日程度での納品が可能となりますが、送料が高くなってしまうため予算を抑えたいお客様にはおすすめできません。そのため、オリジナルレジャーシートバッグのご発注を検討されるお客様は、納期に余裕を持ってお問い合わせいただくことを推奨しております。

下の制作事例の詳細ページよりお見積もり依頼が可能となっております当社からお送りするお見積もり内容で問題がなければ、実績サンプルのお貸し出しも可能です。返却が必要となりますが、実物の質感や構造、品質を事前に確かめたいお客様はお見積もり後にお申し付けください。

レジャーシートバッグA

レジャーシートバッグA

レジャーシートバッグB

レジャーシートバッグB

レジャーシートバッグC

レジャーシートバッグC